新宮市のショッピングモールにあるペットショップから子犬が来た。
フランス出張前から気になっていた、
ジャックラッセルテリアという犬種。
出張に出る前に「出張から帰ってきてまだ居たら飼ってやろうか」
と考えていた”彼”。
帰ってきて、買出しに行ったら、
彼には何と¥88,000の値段から”30,000引きです”などという張り紙が・・・。
以前に気になって、このお店の販売員に、
「買い手が着かなかった犬はどうするのですか?」と聞いたことが有った。
彼女は「・・・・。」
沈黙の後に「うちもいろいろやってるんで、繁殖とかに・・・。」と言った。
もしそれが本当にそうならばすぐに答えられたはず。
たくさん居る犬の中でなぜが気になった「彼」、
出張で金銭的にキツイ数ヶ月になりそうやけど、
¥58,000かぁ、頑張って何とかしようか。
契約書なるものを”物”を売るように事務的にやっつける店員にムカッとしながら、
書き込み、免責的なものにOKサインして、いざレジへ、
ピッピッピッ・・・レジ係は野菜を買ってるかのようにレジを打つ、
そして¥58,000になぜか¥13,000がプラスされていた、
「この13,000円ってなに?」聞くと、
「ワクチン2回分です。」と、
ワクチンって?!
商品(彼らにとっては)を維持するのに必要な経費とちゃうの?
こんなんまでお客さんから取るの?
いったいペットショップってなんなん?ただのペット斡旋業者かいなぁ?
ほんまにますますペットを購入すると言うより、
この”彼を保護する”と言うような気になってきた。
税込み¥71,000です、などと何のためらいも無く言う販売員に呆れ、
まあこの子犬を保護してやろうと思い連れて帰ってきた。
現状、決して簡単に支払える金額ではないけど、
1つの命を助けた感はある。
狭いケージから解き放たれて、
明日から元気いっぱい走れるでー。