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基本の応用。

朝トレにご一緒頂けた事で、基本的な漕ぎ方の応用でボートを多様に動かせることがお解りになったようです。
今日はスターンスクウォートをやってみました。使うのは基本的なバックスウィープとバウドローのみです、受講の方に分かりやすいように、まずは浅い目にやってみました。

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新しいシーカヤックパドル、来た!!

昨年津軽海峡(函館-大間)を渡る前後にSwingstar paddle の数モデルを試す機会が有って、僕なりに感じたインプレッション&改善したらもっと良くなるのになぁってポイントを、20年来のガイド仲間でもあるデザイナーに送っていました。
その時に「次のEmperorに期待してよ!」って即返答頂いて、お願いしていたので約1年待ちのパドル。以前のモノと違う大きな点はブレードがフォームコアになった事、ブレードの少し小さいSonicは既にフォームコアだったと思うけど、僕自身は大きくてキャッチの良いパドルが好きなので、このEmperorを待っていました。
梅雨の南風で良い海況の時に試すのが楽しみです。中谷 哲也 さん、流石です、良さげなパドルです、ありがとうございます。

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ホワイトウォーター朝トレ

気持ち良い朝トレーニングでした。
このボートをご存じの方は、たまに「オイオイ、どこ行くねん?」って事、アルアルかと思います。黙々と基礎トレーニングしていると、ボートとかなり親密な良い関係が構築できるようになってきました。
うれし~ぃ~!!

SUPトレーニング

瀞峡でSUPトレーニング。少々落ちても、T&Shortsで十分な気候になってきましたー!
パドルスポーツはややこしいテクニックよりも、まずは漕力が必要だと思います。

初の富士山!!

人生初の富士登山。
数年前にガイドの先輩から「開山前に登れば!」ってお話しを聞いていたので、
前日昼に天気図チェックして風強そうやけど行ってみるかと、やや弾丸気味でしたが楽しめました。
悔やまれるのは、スキーか尻セード用のソリを持っていかなかったこと、来年はちょっと考えよー。

ハーフインソールって有効?!

やっと見つけました。
地下足袋に良いインソールないかなぁ、ってしばらくイロイロ試してみました
(ハーフインソールを信用していませんでした)が、コレが一番かも。
奥駈修行等、数日に渡る抖擻行だとやっぱ足底筋が疲労してアーチをキープできなくなり、
更に疲れるって悪循環に陥りがちなので、四国遍路した頃から探し続けていました。

安価で効果抜群なヤツを見つけて、今年の大峰奥駈修行が楽しみです。

宝冠の森へ

GWは5月5日になり、あと4日にましたね。
Kumano BackpackersとCafeほんぐう が落ち着いてきて、やっとガイドに出かけられました。
今日は玉置山~宝冠の森~玉置神社へご案内しました。

2年ぶりに少し人が戻ってきた感じ(まだまだコロナ前ほどではないが)で、
Kumano Backpackersは4月29日より5月4まで満室、Cafeも連日1,5升の炊飯釜2器がそれぞれ2回転でした。
これで、国境がオープンしたら、そこそこいい感じになるかなぁ。

能登島SUPトレーニング

能登の長浦うるおい公園の再生&SUP体験を進めている仲間を訪問。
スタッフの皆さんとSUPトレーニング。
また、アウトドアブランドに勤めていた頃からお世話になり、
Grand Canyon Tripに際して200㎝のパドルを作ってくれた先輩とも会えました。
トレーニング終了後は名物「蒸し牡蠣」を頂きました。美味しかった~!

春近し!!

3月末までスキーパトロールなのですが、
いつまでも雪上ではなんなので、仲間と長良川を下りました。
自身のスキルには微妙にモヤモヤしましたが、雪代が出て良い水量で楽しめました。

スノーシュー修理

先日、スキー場の若い同僚とビーコンのトレーニングをしたのですが、
履いていたスノーシューのストラップが切れてしまいました。

17日からガイドの試験に使わないとなので、早速修理しました。
出先で間に合う工具が無い環境でしたが、どうにかなりました。

関西山岳ガイド協会 会員研修

関西山岳ガイド協会の研修に参加しました。
感染症が少し落ち着いてきて、皆さんとリアルに会って交流できたことが 岩登りよりも楽しく貴重な時間に感じました。
また忙しいなか、段取り・講師を引き受けて下さる先輩方に感謝です。

International Mountain Leaders 受験に向けて

今月末から始まるInternational Mountain Leaders資格取得の為の研修。
思いがけず事前課題が課せられました・・・トホホ。
しかし、インバウンドクライアント向けのプログラム作成だったので、 いつもガイドしているコースを基にお客さまへの確認事項やコース上の危険箇所の確認等々、 文字に起こすことで再確認できて良かった。 ⇒Union of International Mountain Leader Associations 

くまのエクスペリエンス Open Air Gym

コロナ肥満気味なので、Cafe営業を終えてちょこっと七越峰までハイクして、 くまのエクスペリエンスの「Open Air Gym」でエクササイズ。
熊野川の河原から大峰奥駈道を速足で30分登りたどり着く場所に、 子供向けのフィールドアスレチック的な施設があるのです。
でも、子供たちはなかなか来れないので、いつも僕が専有させてもらっています。
(本当は本宮の街中に移設してもらって、子供たちが遊べるようになったら良いなぁと思います。)

令和3年度 大峰山櫻本坊 大峰奥駈修行

令和3年度 大峰山櫻本坊 大峰奥駈修行
7月15日-18日、本日無事満行しました。
4日間雨が続いた感慨深い修行になりました。
同行の皆さん、ありがとうございました。
また、今回が3度目の奥駈修行となったガイド仲間が「先達」を頂きました。
これは自身の満行よりも、ずーっと嬉しい事です。

津軽海峡カヤック横断

大間から函館は、少し大きな船で戻りました。 小樽への道中、チョット寄り道して、ニセコでガイド大先輩の新谷さんを訪問。 初の雪の無いニセコを見て、小樽 塩谷海岸のBlue Holicに戻って来ました。 予想通り海流&風に流されて、なかなか興味深い海峡渡りになりました。 会えなかったけど、青森 龍飛から北海道 函館に渡った仲間も無事に到着したようです。 お声かけ&企画してくれた若いガイド仲間に感謝です。

カヤック旅の準備。

来週の旅のために、カヤックギアを発送しました。 残念ながらパドルはサイズオーバーで送れなかった。 クロネコは170cm程度のモノしか持っていかなくなったらしい、 でもスキーはなぜか持っていくのね。 やっぱ2pcパドル欲しいなぁ。 swingstarパドルが良いかなぁ。

ホワイトウォータートレーニング

今日は自身のトレーニングで北山川(小松~田戸)。 そのうちまたお誘いが来るであろう、 Grand Canyonも視野に入れて、 股の間のオモリ(10L水タンク)と共に下ったので、 体幹、肩、上腕がバキバキですわぁ~。

枕(Pillow)の使い方!

枕(Pillow)の使い方!
前方にバックウオッシュをともなった”Pillow”
皆さんは、どんなラインで下ってるのかなぁ。
避けて通っても、エディーラインでヤラレませんか?
 

1Dayカヤックツアー、北山川

都会からのお客さま曰く 「都会では、話すこともままならないし、○○警察みたいなのも居るし、牢獄みたいな・・・。」
「不要不急」などと言われますが、
こんな時こそアウトドアアクティビティーが必要なのではないでしょうか。
 

2021年度 大峰奥駈修行 春峰入り

2021年度の春峰入り、熊野本宮大社~熊野那智大社。
ポカポカ陽気で27km、10時間半の良い修行になりました。
でもやっぱり普通は2日間でトレッキングする行程を1日で行くのは毎度キッツイなぁ、
まあ修行には良いって事かな。

石徹白大杉へ

オフだったので、山滑りに行きたいなぁ、と思うけど単独ではヤバいので、 クロスカントリースキーで石徹白大杉へ行ってみました。
片道6km、お散歩気分で行き3時間、帰り2時間、たっぷり楽しみました。
この大杉、屋久島に「デカイの」あるって知られるまでは、日本一だったらしいです。

何事も上達するにはトレーニングしかないのです。

僕の場合は、American Canoe Association のインストラクター資格取得時に、 Learning Style (Feeler, Doer, Thinker, Watcher)の性格判断的テストの結果が 見事に”Feeler” & “Doer” と判断され、他のアメリカ人受講者全員に「ホンマに日本人なのか? もう少し考えてやった方がエエで!」を笑われるほどだったことを思い出す。
テストの結果通り「やって・感じて」なんぼやと思うので、今日もafter workにもう一仕事。
サーフスタンスのバックブレイスが有効なんやなぁ、って感じることができるようになっただけでも少しは進歩してるみたいです。 (でもボードはまだまだフラットやわ・・・)

癒しの熊野参詣道

しばらくぶりに熊野古道を歩きました。
京都大学で日本語を学ぶカナダからの留学生さんでした。
日本語の中でも癖の強い関西弁とNZ&USアクセントの英語を交えてのガイディングでした。

やっぱ川が一番!

やっぱ今は川が一番ですわ。 オートマチック手洗い&鼻洗い、そしてSocial Distancingって事でもね。 いいトレーニングになってるので、ちょっとは上手になったかなぁ・・・。

山伏修行体験

咲いてますよ! オーストラリア在住フィリピン人のお客さまと大峰奥駈道(山在峠-大斎原)を歩きました。 山桜(熊野桜)だけでなく、平地でも「シダレ」「ヨシノ」も咲き始めました。

カヤック1日ツアー

三重県からのファミリーと北山川へ。 朝イチは台風の影響で結構な雨が降っていましたが、 スタート時点では雨が上がり、カヤック日和なツアーになりました。 台風が接近してくるので、明日明後日のカヤック2daysツアーはキャンセルにし、 台風対策を始めます。

ランドネ誌 取材協力で大杉谷へ

いよいよ梅雨突入ですが、7月23日発売予定『ランドネNo.107  9月号』の取材協力で 大杉谷を歩きました。   予報に反して、1日目は京良谷出合辺りまで歩くと雨も止み、2日目も下山までは降らずに、 どうにか良い取材ができたようでした。

Grindelwald 最終日

Jungfraujochに行くか悩みつつ、登山鉄道でKlineScheideggまで上がり、 観光客の多さにたじろいで、ちょこっとLauberhorn(2472m)に登ることにしました。   一昨日のFirstからのルート、昨日のMurrenでのルートがハッキリ見え、 しかもEiger, Monch, Jungflau もが綺麗に見えました。 これも公式にはクローズで誰もおらず、3人だけの景色でした。 そこからは、Grindelwaldまで誰もが歩くルートで下山、最終日も充実のハイキングでした。 明日はフライト前日でZurichに移動です。

雪山へ準備開始

昨夜仲間から「雪を踏みに尾鷲道をマブシ嶺まで行こう!」とお誘いがありましたが、 の2日間の消火山行で足がかなりキテて、足手まといになるのでお休みしました。 しかし、次のお誘いには間に合うように、加水分解でストラップが切れていたスノーシューを修理しました。 MSRなら交換が簡単なのですが、ATLASはがっちりカシメられているので、 少々面倒ですが、今後のことを考えてバッチリ良いボルトで修理完了。 ストラップは「G3」のテンションストラップが丁度良い感じです。

北山川(小松~玉置口) ラフティング 1Day trip

ふわぁ~、暑かったですね。 ラフティングというよりは、ボートで移動しつつ泳いだってのがマッチする感じでした。 昨日のクウェートからの3名様は京都へ旅立ちました。 僕もこれから支度して、今夜は吉野山で車中泊。 明日から16日(4日間)自身の修行で桜本坊の大峰奥駈修行に出かけます。

北山川(瀞峡~九重)1Day trip

クウェートからのリピーターさん3名と北山川(瀞峡~九重)へ。 なかなか信じにくい感じですが、 前回は3年前に来られた方(前回は姉と友人だったかな)が今度は妹さんとご友人を連れて来られました。 彼女たちのアラビア語&英語と僕の英語&ほんの少しのヘブライ語を交えての会話が面白かった。 日本も十分暑いと思いますが、これでも避暑的な旅みたいです。 明日は北山川(小松~玉置口)でラフティングです。

北山川(瀞峡~九重)1Day trip

シンガポールからの2名様と北山川(瀞峡~九重)へ出かけました。 しまなみ海道でサイクリングを楽しんだ後に熊野に来られたようでした。 梅雨の中休みなのか、既に明けてるのか、微妙に雨に降られなかったけど、最終カヤックの積み込み時に夕立にやられました。 蝉の声も賑やかだったし、既に夏本番って感じでした。

北山川にてトレーニング

昨日の台風は大した事なかったのですが、ツアーはキャンセルしたので、 熊野へUターンして来た有望な若手ガイドと北山川へパトロールに出かけました。 オトノリから田戸まで、2時半スタートでしたがたっぷり楽しめました。

シーカヤックガイド研修 Day3

シーカヤックガイド研修 3日目。 中木を出発し、松崎までの復路ですが、 往路とは違って岬から岬へ力いっぱいの漕力トレーニング。 微妙に霧がかかってナビゲーションのトレーニングも。 良い感じに筋肉がパンプしています。 いろいろ発見が有りとても有意義な研修でした。

シーカヤックガイド研修 Day2

シーカヤックガイド研修 2日目。 今日は松崎から石廊崎を折り返し中木まで、おおよそ30kmを漕ぎました。   道中ねっちりと洞窟&ロックガーデンを堪能しました。 旧友ガイド仲間にも会えて良かったです。

小雲取越・大雲取越トレッキング

上海からのお客様。
雨にも負けず、昨日今日で熊野本宮大社~熊野那智大社(小雲取越・大雲取越)を完踏。


昨日は予想通りの雨でしたが、今日は晴れる上に暖かいって予想だったし、
予想天気図でもそんな感じなのに、1日雨でした。しかも風が冷たかったなぁ。
明日は北山川(瀞峡~四滝)でカヤックです。

熊野ガイド協会 カヤックガイド研修会(Day5)

熊野ガイド協会のカヤック研修会5日目(最終日)終了。
海で潮まみれになった、ウエア、ギアの潮抜きも兼ねて北山川へ行きました。

 
実は期間中は「小潮」で潮流研修に良い条件でなかった為に川をチョイスしたのですが、
シーカヤックガイド、インストラクターの皆さんには新鮮な感覚ではなかったでしょうか。

詳細はこちら⇒熊野ガイド協会

堺市環濠巡り

堺の環濠巡り。
堺市さんと関西大学 人間健康学部さんのコラボレーションで実現しました。


お手伝いできて本当に感謝です。

 

熊野ガイド協会の「小山ハウス」森田くんと一緒にガイディングさせて頂きました。

「あだたら登山学校」2Daysハイキング(Day2)

「あだたら登山学校」熊野参詣道(熊野古道)Day2。
湯の峰温泉から「大日越」を越え、備崎から「大峰奥駈道」を七越峯へ登り、折り返して熊野本宮大社旧社地「大斎原」~熊野本宮大社へ。
僕も奥駈道を歩くべく、装束を整えてご案内しました。


最後は、修験道の修行の道らしく、備崎から大斎原へ熊野川を渡渉しました。
あだたら登山学校、安部ガイド、本年も熊野への帰山ありがとうございました。
また来年もさらに楽しい熊野の山旅を提案させて頂きますね。
http://adatara.blog.shinobi.jp/

「あだたら登山学校」2Daysハイキング(Day1)

福島県からの「あだたら登山学校」のみなさんと、熊野参詣道(熊野古道)中辺路、小広峠~湯の峰温泉を歩きました。
日本山岳ガイド協会 東北マウンテンガイドネットワーク所属の仲間がお客さまを募り、今回で2年目の熊野参詣道トレッキング(前年度は本宮~那智を行きました。)でした。
午後に雨が上がり、雲海&霧の熊野らしい景色に皆さん満足され、今夜は湯の峰温泉で疲れを癒やされています。
明日は、大日越、大峯奥駈道(七越峯)です。

カヤック2Daysキャンプツアー(Day2)

キャンプツアー2日目。

昨夜は結局、お客さまもみんなタープの下で寝てしまった。
まあそれもキャンプの醍醐味ですね。

竹筒~熊野川の道の駅でツアー終了。
運良く川船下りのスタッフが川原に下りていたので、ウチの車も川原に下ろして全てのギアを積み込めました。

グループのリーダーは、なんと7年前、学生時代に仲間と参加された方で、今回は職場の仲間と来られました。 

熊野ガイド協会「カヤック研修」Day2

熊野ガイド協会主催「カヤックガイディング研修」2日目。
帰りの交通機関の段取りで少し早く川に出た。

しかし、がっちりトレーニングして頂きました。


秋にはシーカヤックの旅スタイルでの研修を行いたいと思っています。

熊野ガイド協会「カヤック研修」Day1

熊野ガイド協会主催のカヤックカヤックガイド研修。
講師として2日間、リバーカヤッキング全般をザクっと講習しました。
遠方は西表島からもガイドとして活躍している皆さんが集まりました。

シーカヤックメインのガイドもリバーカヤックメインのガイドもカヤックを操船する技術はナニも変りません。
川では流れをどういなすか、が違うところ、海では気象をよく技術が少し必要なだけ。
 
そして安全に楽しむ、楽しませるということは、どこでも同じ。
今日は導入だけで、上陸してからロープワークを少し研修しました。
明日はがっちりホワイトウォーターを楽しみます。 

カヌートリップ(北山川)

仲間のお誘いに乗っかって、北山川をのんびり行きました。

20年来の仲間、仕事では何度か一緒に川に出たことがあったのですが、
完全プライベートで川に出たのは初めてじゃないかと思う。

僕のカヤック人生の原点を知る人&新たな仲間と、いい時間が過ごせました。

またご一緒したいものです。

登山教室(如法山・小雲取越)

登山教室で如法山へ登りました。
ついでと言ってはなんですが、3月初旬から崩土による通行止中の小雲取越の通過困難箇所を”荒けて”通行しやすいようにしました。
白っぽい写真(雪が降った3月11日)が作業前で、作業後のものが明るく見えると思います。
 
 
 

標識(看板)では通行禁止ですが、特にロープ等で完全に通行出来ないようにしてある訳ではなく、今日の作業中もハイカーが2名通り抜けて行きました。このシーズン突入時に通行禁止看板だけ立てて「復旧未定」ってのは良くないと思います。
危険やし、単に責任の所在回避ってだけに見えてしまうよね。
当然役所的にはUNESCO絡みで文化庁にお伺いをたてないとナニも進められないのかも知れませんが、
参詣道を楽しむ皆さんや僕らは、個人で歩くのは「自己責任」で!って普通に分かってるよね。

大峰奥駈修行(峰入り、本宮~那智)

東日本大震災から4年が経ちました。
3月11日を自らの奥駈修行の入峰の日と決めて3回目になります。
寒気に萎えそうになりましたが、急遽同行の申し出も有り決行しました。

通常より30分遅れの7:30本宮スタートでしたが、太平洋が見える船見峠に14:30到着、
どうにか14:46分に合わせて海へ向かって勤行ができました。

ガイディングではないので、少し飛ばしましたが、ハーハー言いつつ行者の歩きを体感して頂けたようでした。
今の僕にはこれくらいの事しか出来ませんが、物故者のご冥福、行方不明者の早期発見を祈念し、本年度の奥駈修行がスタートしました。

和佐又山スノーシューハイキング(笙ノ窟)

低気圧接近中でしたが、おおむね晴天で楽しめました。
再度和佐又山へ上がり、今日は笙ノ窟へ。 少し登山的な歩きです。

平日で静かなスノーシューハイキングになりました。
途中の岩壁には大きなツララがぶら下がっていて綺麗でした。

笙ノ窟の氷柱は昨年来た時よりは少し小さい感じでしたが、この時期しか見れない光景、綺麗ですね。
 

和佐又山スノーシューハイキング

ガッチリ冬型が少し緩んで、晴天のスノーシューハイキングになりました。

和佐又登山口から和佐又ヒュッテまでの道中は、除雪がイマイチで少し苦労しましたが、
11時スタートで12時に和佐又山に登頂できました。

山頂でゆっくり昼食後、下山途中にダウンヒルラン&ソリを楽しみ、ティーブレイクして15時下山でした。 

舟石にて2014年登り納め

ガイドの先輩方がガイディングに来られたので、ご一緒させて頂きました。

熊野市の舟石と言う岩で登り納めました。(写真の右肩白く見えるのが岩場です。)
昨年来たときは「岩登り」だけにフォーカスしていましたが、
熊野沿岸のこの花崗岩、花崗斑岩の生い立ちを勉強した後なのでとても興味深くよじ登れました。

やっぱ、このスラブ厳しぃ~、でも終了点からの眺望は最高です。

先輩方、ありがとうございました。

筏師の道(木津呂~田戸)トレッキング

尾鷲在住のガイド仲間&尾鷲の熊野古道センターの方と、
以前から歩いてみたかった筏師の道、木津呂~田戸(瀞峡)を歩いた。

この筏師の道、雑木の森を通り抜けていくので、晩春~初夏は新緑がすばらしいルートだと思いました。

そして夏場も2時間のトレイル歩きの後は北山川でクールダウンしカヤックでスタート地点へ戻ることも可能。
そして終点の田戸では、昨年度6月に10年ぶりにオープンした瀞ホテルでランチを楽しみました。

来期への野望が広がりました。

紀南の名山「烏帽子山」へ

2011年の台風以来はじめての烏帽子山。
烏帽子山山頂からの七里御浜の眺望、烏帽子岩からの串本・大島方面の眺望は最高でした。


最終的に熊野那智大社へ下りてきて、境内から見える烏帽子山を遥拝すると烏帽子岩もくっきりと見えていました。

しかしまだまだトレイルが崩壊している場所も多く、道も迷いやすいので一般的ではない感じです。

下山は那智山方面へ、3の滝、2の滝を経て熊野那智大社へ下山、続いて大門坂を下り終了。
明日に備えて串本に移動し、サンゴの湯で温まったのですが、近隣のおいやん達の旬の話に入れてもらいました。
湯船ではイソマグロがどうとかエビがどうとか海の話、脱衣所では鹿・猪の狩猟の山の話でした。
熊野来訪のお客様にもこんな「生」の話を楽しんでもらえるといいんやけどなぁ。

シーカヤック那智湾散歩

南会津からの山岳ガイド仲間、今日はシーカヤックで那智湾散策。
小潮でしたが潮位が高かったので、ゆかし潟をスタートして紀の松島を巡り、勝浦漁港に上陸。

昼食はもちろん「まさや寿司」の金糸タマゴのせ酢飯に「木下水産」無人販売所のマグロで鮪丼、そしてさんま寿司。

いくつかの洞窟を通り抜けようと試していました、潮位が高くなかなか難しかったのですが幾つか楽しめました。


初カヤックは北山川で!

大杉谷を一緒に歩いてもらった、南会津からの山岳ガイド仲間を北山川へ案内しました。
当初はまずカヤックでのんびりパドルに慣れてもらってからホワイトウォーターへと思ったのですが、
風がキッツくて、海はヤバイかと川へ出かけました。

SIAのスキーインストラクター資格を持つ彼はバランスとターンの感覚が鋭い。

さすが!初めてのカヤック体験でClass3は上出来です。
 
この時期なので、小松スタート-瀞峡-玉置口ゴールのコース。
熊野の深さを体感して頂きました。 明日は那智湾でシーカヤックです。 

魅惑の「大杉谷」へ Day2

朝食を済ませて、団体山行の皆さんがの出発をやり過ごして、
後半天気が回復してくる予想で、ゆっくりスタート。 

すばらしい渓谷美が迫ってきます。

紅葉もばっちりのタイミングでした。

ガイド3名の下見山行なので、それぞれのこれからの展開等にいて話しつつのんびり歩きました。
 
昼食のお弁当は、桃の木小屋特製「角煮入りチマキ」。
粟谷小屋にご挨拶して、小屋前のベンチで頂きました。
Continue reading “魅惑の「大杉谷」へ Day2”

魅惑の「大杉谷」へ Day1

11月11-12日で大杉谷へ。
2004年の水害以来通行止(2012年より林道迂回)だったのですが、本年度より全線開通になりました。
宮川周辺はカヤックにも最高のエリアでしたが、この水害以来なんとなく足を運べずにいました。
待望の全線開通です。

今回のメンバーは、熊野市在住の登山ガイドと南会津で尾瀬を中心に活動する登山ガイドとの3名で入山。
我々の所属する「日本山岳ガイド協会」のWebサイト「コンパス」のスマフォアプリのテストも兼ねての下見でした。

1日目は、JR新宮駅より約2時間半のローカル鉄道の旅、三瀬谷駅より1時間半のバス旅を経てトレイルヘッドに到着。
 
同じ紀伊半島に居ながら、本当に”旅”気分でした。
気持ち良い森林浴&大きな滝からのマイナスイオンを浴びつつ
桃の木小屋到着。

水が豊富なこともあってか、風呂にも浸かれました。
小屋のスタッフにも良くして頂き、来シーズンからのツアーも楽しみです。
日本三大渓谷にも数えられる、熊野の深い渓谷美が楽しめました。
さて、明日は大台ケ原へ突き上げます。

「あだたら登山学校」小雲取越・大雲取越へ

10月30-31日(1泊2日)と福島県の「あだたら登山学校」の皆さんと
熊野本宮大社~熊野那智大社(小雲取越・大雲取越)を歩きました。

もちろんガイディングですが、ご希望により行者装束で出かけました。
よく歩き、よく食べ、よく笑いました。

あだたら登山学校主宰の安部さん、ありがとうございました。
次回はまた他のコースへご案内しますよー!

白山国立公園「大白川渓谷原生林トレッキング」

岐阜新聞社遊歩クラブさんの白川郷は大白川渓谷にて、
現地白山白川郷トレイルクラブの一員としてガイディングを行いました。

日本山岳ガイド協会の検定時に知り合った、言わば同期生からの要請だったのですが、
昨年も同時期に白川郷を訪ねて、このトレイル開拓構想を聞いていたので、
自身でも歩くのが楽しみでした。
紅葉には少し早かったのですが、ブナ、トチ、ミズナラの巨木が迎えてくれました。 


最後にロッテさんからの協賛「山ガーナ」の記録写真、もう少しで忘れるところでした。

1Day カヤックツアー(北山川)

台風の隙間を縫ってカヤックツアー。

最初のツアー予定は台風13号直撃でキャンセルにした8月10日で、
今回はそのリベンジで本来はシーカヤックの予定でしたが、またまた台風の影響で海を川へ振り替えました。

風は少々有りましたが天気も良く気持ちいい秋って感じでした。

百間山トレッキング

大塔観光協会主催「百間山トレッキング」無事終了しました。
台風の影響も有ったのかなぁ、蒸し暑い1日でした。
百間山登頂の後、百間山渓谷を「夜明けの釜」まで下りてみました。

トレイルヘッドの板立峠から熊野の土石流(崩落)地帯を見るとその甚大さが良く分かります。

百間山渓谷のトレッキングルートは現状道路復旧工事の為、下流部からの進入が出来ないようになっていますが、来春には開通させるということでした。

たまには休養も必要か。

仲間はキャニオニングへ行くと言うが、腹の調子が悪くキャンセルしてゆっくりした。
今夜はVeracruzに戻る、仲間の愛犬、ライオンカットのチャウチャウともお別れ。

ここに入ってから何処かしらでパーティが続き、しっかり眠れない日が続きましたが、
現地の教会のセレブレーションも昨日で終わり、街は随分静かになりました。

Rio Pescados!

Jalcomulcoのローカルカヤッカーが集まってきました。
今日は僕を歓迎するパドリングらしくRio Pescadosへ出かけることに。


アウトドアスポーツをやってて1番良かったと思う事、こうやって世界中の人と仲間になって良い時間を共有できること。
僕自身のLifeの中でも大切にしていることの1つです。


世界は広いようで、狭い、しかし広大で深くも有りますが、いろんなところに同じようなベクトルを持った仲間がいます。
あー、やってて良かった。
しばらくはここJalcomulcoに滞在ですが、次の川、次の場所が楽しみです。

いざ水面へ

3台のバスを乗り継いで、Jalcomulcoに到着。


16時過ぎだったけど「少しでも行こうよ!」って事で、漕ぎました。


やっぱカヤッカーは何処でも同じ感覚を持っています。

これから数日は歩いて川に出られる環境です、最高です。 

Veracruz市内観光へ

ようやく落ち着くところに落ち着いた感で、ゆっくり市内観光。
San Juan de Uluaへ行ってみた。

今は陸続きで市内からも近いけど、建てられた当時16世紀の後半には島だったようで歴史的に要塞として使われたり監獄として使われたりしたようです。


何処の国にも地形的に似たような場所が有るものです。

夕飯は少しリッチにシーフードレストランで、白身魚のベラクルス風ってやつ。でもやっぱタコスが一番ですね。
さて明日からは川に出られそうです。

Veracruz到着!

今朝Veracruz到着。
16時間の夜行バスの旅(予定では14時間のはず)も、途中州境を超える毎に武装警官の検閲が有り起こされはするが悪くはなかった。
そして今日17日はワールドカップのブラジルーメキシコ戦が2PMキックオフだった。
昼前に友人にピックアップしてもらい昼食後はTV観戦、結果はドロー。
夜はVeracruzの港へ出かけた。

ビーチではたくさんの人がエクササイズをしていた、どうも「昼間は暑いから」ってのが理由らしい。
夕飯はもちろんこれ。

これから旅の終わりまではVeracruz周辺でリバーカヤックができそうです。 

Uxmal&Kabahを経てVeracruzへ

UxmalとKabah遺跡をガイドツアーで回り、夜行バスに乗り込んだ。
Yucatan内陸のこの遺跡ではやはり水の神様を一番としていたようです。


沿岸部のChichen ItzaやTulumにはcenoteと呼ばれる泉(地下水脈)が有って水の心配もなく栄えたのでしょう。


さてこれより夜行バス14時間の旅が始まります。

Merida町ブラ

昨夜はTVの有る部屋だったので、ライブではないけどワールドカップサッカーを見て、今朝はゆっくりスタート。
Merida市内をブラブラ。


日曜日だったので大勢の人で、スクエアの市庁舎前ではピエロのショーやバンドなどお祭りみたいでした。

マヤの博物館にも行けたので、明日はUxmalとKabahの遺跡にガイドツアーで行き、
夜行バスでVeracruzへ移動する事にしました。

夕飯はタコス、定番になりそうです。

ChichenItza経由Merida行き

Tulumを離れ、Meridaへ向かう。
途中Chichen Itzaに寄った。

先日のCobaの次の世代に首都となったと聞いた。紀元前1600-500年辺りのことらしい。

樹木をはじめ、蛇、鳥、ワニ、カメ、その他全てと言って良いほどの生物が何かしら神とされている。

熊野に住まいしていると、現在もその他全ての恩恵で人は生きていけてる事を感じるけど、
都会ではなかなかそれを忘れがちやろうなぁ。
メリダ到着は夜になりましたが、週末は何処でも食事できるところがすぐに見つかります。

今夜はサワークリームがかかったブリトーにしてみました。 

いざTulumへ

いざ離れるとなると名残惜しいものです。
しかしTulumは楽しみです。既に滞在中のガイディングトリップの予約も済ませているので、
あとはガイドを出会いコンセプトを伝え内容を相談するだけ。

ADOバスにて2時間少々のバス旅でTulum到着。

昼食を済ませてこれから3泊する宿へ。(やっぱタコスです。) 
 

Cancun町ブラ&遺跡へ

ダウンタウンにて明日発のTulum行きのバスの予約を済ませて、28marketをブラッとして昼食はお決まりのタコス。

腹ごしらえを済ませてEl Ray遺跡へ。

静かにのんびり散策できた、Yucatanには有名で無くとも多くのMayaの遺跡が有る、
ビーチリゾートとのコントラストが不思議な感じです。

帰りにやっぱビーチだけは押さえとこうかと、海に入ってみました。
しかし、リゾートって雰囲気モリモリでどうもしっくり来ないので、明日Tulumに移動するのが楽しみです。 

のんびりCancunのビーチへ

昨夜は時差ボケでイマイチ寝れなかったので、今日はスローに博物館へ。


高級ホテルの並ぶホテルゾーンに有るのですが、改めて自身とは不釣り合いな場所というのを認識しました。


Cancun滞在は明日までにして、明後日はTulumに移動する事にしました。

夕飯はホテルの近所の食堂(と言っても4人掛けテーブル2つ) でブリトーを食べてみるけど、

Cancun中心とは違ってなかなかデーィープなエリアらしく、スペイン語オンリーだったので、
久しぶりにボディーランゲージで会話を楽しみました。 

はぁ、ようやくCancun

San Franciscoでの乗り継ぎは、アメリカ入国と出国の検査があり2時間はかかるのですが、
Cancun行きが1時間遅れたので何とか間に合いました。

本当にアメリカでのトランジットはいやになります。

そして、どうにかCancun到着。

部屋を取ったホテルはどうもCentroから少し離れているようですが、まあとりあえず何もかも明日からにしよう。 

 

さてMexicoへ

7日16:45のフライトが18:05に遅延になったので、時間たっぷりで自動化ゲート登録を済ませて、お勉強。

3日で覚えるらしい、カンクン到着までおおよそ22時間、着く頃にはほとんどマスターできるってことかぁ。
 

スパニエル「小次郎」の耳

4月22日の夜に保護してきたスパニエル。
1ヶ月が過ぎ少しは環境に慣れてきたみたい。今日は気合入れて耳の毛玉をバリカンでやっつけた。

背中の毛つやを見ると高齢に見えるけど、耳の毛をカットしてみたら何と幼い感じになってしまった。
しかし、その毛玉の大きさには驚かされました。放浪していてこうなったモノでは無さそうです。

来た頃(1ヶ月前)はこんな感じでしたが、今は体重も増えて走れるようになってきました。 

桜の花のあと。

お隣の畑の桜の木、
近所では一番早く咲くのですが、ここのところ鳥がよく来てるなぁと思ったら、「実」がついていました。
見事な「さくらんぼ」です。

地主のおっちゃんも採らないし、近所の人もスルーなのできっと「訳」がある筈です。
これは鳥に任せましょう。 

新たな家族

家族が増えた。
今までの、13歳男ミックス、12歳男黒ラブ、7歳男スタンダードプードル、5歳男ジャックラッセルに

スパニエル系と思われる男の子が10日前にやってきた。やってきたというか国道端にうずくまってるのを「保護」した。

どの子も保護した子や、保護されていて僕らが里親になったことで家族になったんやけど・・・。
彼は歩くのもやっとなくらいに痩せ、下痢もひどく、いたるところに長い毛玉をぶら下げていたけど、
口輪を装着して胴体の毛玉を切り、首輪とリードを着け、投薬治療で下痢も治まってきた。
GW明けにはワクチンを打って、まだ取れていない耳の毛玉をやっつける予定。

本当に「かわいそう」という前に捨てた飼い主に憤りを覚える。

五大尊岳(関西百名山)へ

昨日に引き続きのお客様、玉置辻から五大尊岳を経て山在峠へ。
初級登山教室らしいのですが、皆さんにとって大峰奥駈道は甘くなかったようです。

岩場が点在し歩行にも注意が必要です。 
しかし、ミツバツツジ、石楠花がきれいでした。

宝冠の森、新緑近し

山ガイドの先輩からの依頼で、宝冠の森へガイドに出かけた。
少々新緑には早いながら、陽の当たる場所では石楠花のつぼみが膨らんでいました。

本宮との標高差が1,000mも有るので、季節が1ヶ月くらい遅い感じ。
 

二十四節季を感じる。

今日から二十四節季で言う「穀雨」に入りました。
”まさに”そんな天気でした。
 

桜は散り、ツツジが咲き乱れ、そして山では藤も咲き出し、新緑がきれいになってきました。

熊野本宮大社 例大祭(本殿祭・渡御祭)

例大祭 最終日が始まりました。
本殿祭にはたくさんの参列者にお越し頂けたようで、玉串は400本余り必要だったとか。

ここ熊野本宮大社では、全ての方に玉串を奉奠して頂けるように配慮しているのです。
そして午後からは、御霊を神輿に乗せて、真名井社を経て大斎原へ(渡御祭)。
大斎原での斎庭神事を終えて、現熊野本宮大社へ戻ってきました(還御祭)。

今回も無事に例大祭を終えることができました、御関係の皆さんありがとうございました。 

熊野本宮大社 例大祭(湯登神事、宮渡神事)

例大祭が始まりました。
ここ熊野本宮大社のお祭りは、まず湯の峰温泉のお湯で身体を清めて始まります。

神様を司る稚児さんたちもお湯に浸かり、金襴の装束を着けてお父さん方「馬」に肩車されて、
大日越えを越えて行きます。

途中で雨がちらつきましたが、どうにか持ってくれました。
夕方には、熊野本宮大社を出発し、大斎原、真名井社を経て、熊野本宮大社に戻る宮渡神事が斎行されました。
小雨ながらどうにか、本日全ての神事を終えました。
明日は稚児、馬共にお休みで15日の渡御祭で神輿と共に大斎原へ行列します。 

花を求めて七越峰へ

咲き始めてからいい感じに「花冷え」が続いているので、まだしばらくありそうです。
今日は毎年この時期にお越しになっているフィンランドからのお客様と七越峰に上がりました。

昨年は”今咲く”っていう時期に霜が降りてまったく咲かなかった桜並木ですが、今年は満開でした。
 
もうしばらくは持ちそうですね。 

日本山岳ガイド協会「スキーガイド検定」

3月17日から今日20日まで4日間のスキーガイド検定でした。
いままで自身の楽しみとして、また仲間に広げる為にたくさんの方を山スキーへお連れしていましたが、
昨シーズン「登山ガイド」資格取得に伴い、こちらも形にしてみようと受験しました。

ザラメに移行する前のヤバイ腐った雪に一番難儀したのは意外にも滑走でした。
改めて1ステップ、2ステップを練習しないと、と考えさせられました。
その他の内容は何も問題なく、最終的には滑走を含めて及第点に達していたようです。 

試験はともかく、ビジネス的な収穫が大きかった。
いままでガイドといえばボランティアもしくはそれに近い報酬があたりまえの熊野で自身の志向を貫き、
ある意味孤立とも思える感じでしたが、これが世間のスタンダードなんだと再確認し、ホッとしました。 
また目標としてありながら、なかなかそこへ近付くきっかけが無かったことへも、いいきっかけを頂きました。 

大峰奥駈道1日修行(熊野本宮大社~熊野那智大社)

今日は3月11日、東日本大震災物故者追悼の意を込めて、今年の峰入りでした。
同行は1名、何故平日かというと週末だとハイキング気分の方が来られる事があるからです。
これは通常のツアーとは違い、個々が自身を見つめ、1歩1歩自然のエネルギーを感じて歩く事にフォーカスしてます。
昨日の寒冷な空気とは一転して爽やかな空気の中の修行でした。
6時に熊野本宮大社で勤行の後、請川より入峰、途中の百間ぐらでは熊野3千6百峰といわれる山々が
きれいに見渡せました。

難所「胴切坂」を越え越前峠にて昼食、船見峠で14:46分のサイレンが聞こえました。

熊野那智大社には16時到着。
無事に満行しました。
東北を含め震災被害では未だ元の生活に戻れない方もたくさんおられます。
また紀伊半島沿岸部では来る南海・東南海地震に備える必要があります。
忘れてしまいたい辛い記憶ではありますが、今後に活かす為にも今一度思い起こし、
被害をどう軽減できるか個々でも考えるべきではないと思いました。 

Kumano Backpackers リフォーム作業

少し暖かくなってガイドの問い合わせと同時に宿泊の問い合わせも増えてきた。
1年以上越しのリフォーム計画だった客室のクッションフロアを張り替えました。

”芸は身を助く”とはよく言ったものです。
アウトドアな業界に入る前は建築の仕事をしていたので、作業には難はありませんが、
唯一の難は、部屋内で組み立てたドアより幅のある2段ベッドを運び出す事ができず、
知恵の輪みたいにあっちに動かしこっちに動かしする事でした。

しかし、何とか知恵の輪をクリアしてスッキリしました。 

月見岡神社春の例祭に向けて

明日は月見岡神社春の例祭。
ダイエット&脚力強化プログラム第2弾も終局を迎えました。

合計約300kgの白玉石を荷揚して神社前に敷詰めました、毎度たくさん荷揚したように思いますが、
敷詰めるとその面積の小ささにガックリします。

でも今回もどうにか間に合って良かった。

W咲き!!

今日は所用で串本へ。
道中見かけた木にそれぞれ白とピンクと色の違う花を見つけました。
満開の梅と咲き始めの桜でした。

春はもうすぐそこまで来ているようです。 

大峰奥駈道「笙の窟」へ

大峰奥駈道、第62靡の「笙の窟」へ。
現地の役場に道路情報を聞くと、「先日の大雪の影響で何処まで行けるか判りません。」という事でしたが、
車で入れるところまで行き、そこから歩こうと出かけました。

道路はすっきりとは行きませんでしたがどうにか和佐又まで上がる事ができ、スノーシューで和佐又のコルを経て笙の窟へ。
氷柱が本当に見事で、観音さんのように見えました。

今年は山伏修行もどうにか先達許可を頂けるようですし、大峰奥駈道全線の「とそう行」はもちろんですが、
この和佐又~大普賢岳~七曜岳~無双洞を周回してみたいと思います。 

護摩壇山にてトレーニング

近所のガイド仲間とスノーシューで護摩壇山森林公園を歩いた。
それぞれ得手不得手が有るので、エクスチェンジしつつ「みんなで伸びて行こう!」と思っています。

3人が声揃えて、ここって冬もこんなに良い所なのになぁ・・・。
紀伊半島の真ん中あたりですが、たっぷり雪があり、アクセス道はセンターラインがあるスカイラインと命名された道路。

こんな好条件を使わない手は無い!来冬に向って仕掛を作って行きます。

今季2度目の雪景色

雪景色の本宮です。
仲間とガイド資格取得に向けたトレーニングに行く予定でしたがキャンセル。

各地の交通マヒの情報から、早々にCafeはお休みにしました。
緑のシーズンが最高ですが、真っ白も時にはいいものです。

堤防の桜はつぼみがふっくらしてきました、待ち遠しいですね。 

月見岡神社にて奉仕

連休が過ぎて本宮はのんびり、Cafeものんびりだったので月見岡神社に荷揚を始めた。
おおよそ25~30kg程度の白玉石が入った土嚢袋を背負子で担ぎ上げますが、
ボチボチ行くつもりがついついハーハー言うように歩いてしまって、思いのほか早く行けたので今日は2往復。

今回も10袋程度上げるので、しばらくは良い歩荷&ブートトレーニングができそうです。

途中、熊野川対岸の七越峯山腹がなんとなくピンク色にも見えたけど、今年は桜咲いてほしいよなぁ。

関西山岳ガイド協会 積雪期ガイド研修

大峰山系の鉄山での関西山岳ガイド協会の積雪期ガイド研修に参加しました。


いい吹雪になって、より良い研修になりました。

志を共にする先輩や同期のガイドとの交流はいつもいい刺激があります。

帰りに弁天さんにお参りして、みずはの湯でとろけました。

トレーニングに北山川へ

今日はホント春みたいな気温でした。
秋から山に行く事が多かったので、久しぶりにトレーニングに北山川(小松~田戸)を下った。
ちょうど1日で気温が一番高くなる時間帯を狙って3時間程度トレーニングすべく、
11時~15時の予定で入ろうと出かけました。

自転車でシャトル途中に山仕事帰りの友人とばったり出会い30分程度しゃべくりましたが、
12時にはプットイン、15時テイクアウトでいいトレーニングができました。 

体幹の動きにフォーカスしてみっちり1時間フラットウォーターで漕ぎ、1時間半で川下り。
おかげで腹筋・背筋そして肩甲骨周りの筋肉が気持ちよく張っています。
雪の上もいいけど、水の上も楽しいですね。 

白川郷にてツアー下見

今日で雪上6日目を迎えます、2日間の初滑りで太ももが重いので、
当初の予定(5時間ハイク20分滑走)を変更してスノーシューでツアー下見。
通常行く白川郷合掌集落の展望所の全く反対側の尾根に登る。
途中ガイド仲間としゃべくりつつ行き、”運良く”尾根に取り付く道を外してしまい鳩谷ダム湖に出た。
素晴らしい景色が広がっていました。

少し戻って尾根に取り付き数十分、合掌集落が見下ろせる場所に立ちました。
雪の合掌集落は初めて見ましたが、なんとも風情があります。
あえて写真は撮りませんでした、ツアー参加者のみみる事ができる景色にしたいと思いました。
帰りは一気にショートカットを試み、何度かの前転を楽しみ基部にたどり着きました。

来秋冬は世界遺産繋がりのツアーをいろいろ組めそうです。

今季初BCは佐渡山へ

昨晩は野尻在住のガイド仲間宅にお邪魔しました。
今日はローカルな佐渡山へバックカントリー。
野尻湖を中心としてカヤックのインストラクションをやっている中村君、
鹿児島在住のシーカヤックガイドの野元さんと僕の水遊びを主とする3人で山に向います。

今季初って事とも有ってか、準備に手間取りご一緒の2人を待たせてしまいました。
1時間程度の林道歩きの後、尾根に取り付き「ハーハー」言いつつ山頂を目指します。

山頂付近で小休止、高妻山、乙妻山、黒姫山をはじめ周囲の楽しそうな山々を一望にできました。

佐渡山山頂(1827m)では野元さんのお決まりポーズでスナップショット。
まずは北面を滑走、お日様が当たっていないのでフワフワ気持ちいい雪を堪能しました。

ボトムまで降りずに登り返し、佐渡山西北西の1738mのピークに上がり、オオダルミまでの滑走。
オオダルミのきれいな雪原で小休止。

その後はさすが南向き&低標高って感じの興味深い雪でしたが、
最後の斜度の無い林道もサクッと滑り降りることができて気持ちいい1日になりました。

数年ぶりに日本の山を滑りました。
妙高は過激な斜度が少なく、岩稜等の山岳ムードも少ないのですが、
柔らかい雰囲気の山滑りが楽しめて特に好きなエリアです。来て良かった~。

妙高にて今季初滑走

雪訓を終えて、滑走訓練に入ります。
雪訓からの流れで鹿児島のガイド仲間と、
僕の一番なじみのある杉の原のロングピステで鍛えようと考えました。
3本も滑ったら、残念ながらリフト1本分を3つに分けないと太ももが持たなくなりました。
しかし微妙に良い降雪のおかげで1日中楽しみすぎて、写真を撮る暇もありませんでした。
終了後、筋肉をほぐすのはやはりここ、「大湯」。

スキー場近隣にいろいろありますが、やっぱローカル色の強いここが一番好き。

地元のおっちゃん方と良い交流ができました。

明日は野尻のガイド仲間とバックカントリー、ちゃんと滑れるんやろか?

木曽駒ケ岳千畳敷 雪上訓練 Day3

雪訓3日目
ここ2日訓練した事を現場で使ってみようと、6時スタートで木曽駒ケ岳を目指す予定でしたが、
昨夜からの降雪と今日の天気予測で、雪崩等の危険があると判断して、カール内で引き続き訓練を行う事にしました。

まあやるべきことはたくさんあるので時間が足りないくらいです。

歩行訓練、支点作り、フィックスロープ、引き上げシステムの構築等々を行い、
テーブルを作って、ゆっくりお茶する時間も設けました。

今回も濃い訓練になりました。
下山後は温泉を楽しみ、これまた伊那名物のソースカツ丼を頂きました。

明日からは妙高で滑走訓練?”楽しみか?”になります。

木曽駒ケ岳千畳敷 雪上訓練 Day2

2日目
昨日と違い、ここまで上がってくる時間が無いので、8時には雪上へ。

昨日同様にビーコン捜索から開始し、搬送までのシュミレーション。
ビーコンにてポイントを探し、プローブで特定し、掘り起こし、
ツエルトで梱包して、最終的には次への引継ぎができるフラットな場所まで搬送する。
最後1時間程度は急傾斜の登行と下降、いい感じにハーハー言って終了。
今日もイッパイイッパイで終わりました。

結局行動中の写真は撮れず、出掛けの宝剣岳と夕飯の写真のみになりました・・・。

木曽駒ケ岳千畳敷 雪上訓練 Day1

雪訓が始まりました。
今回は天候もいいようで、いろいろトレーニングできるのではと期待が高まります。

雪の観察、ビーコン操作、搬送とトレーニングは多岐にわたりますが、
やりたいことが多すぎて時間が足りません。

初日は千畳敷までの交通アクセス時間もあるのでドタバタと終了。
ここの良いところは、終わってホテルに入ると暖かいお風呂と夕飯コースが待っているって事です。
腹が減っては・・・。

夕食後の第2弾もまた激しい、就寝は日付が変わってからになりそうです。

雪上訓練の為に伊那へ

9日夜発しお昼に伊那に到着。
明日から3日間の雪訓に備えます。
まずは腹ごしらえに、毎度おなじみ名物の「ローメン」を食す。

本当はチャーローメンって言うらしく、チャーは”炒”、メンは”麺”なのですが、
ローってなに?って地元の方に聞くと「肉」の事らしい。
ちなみにそのお肉は「マトン」なのです。
チャーローメン、中国的な響きですが、生まれ育ち伊那のようです。

平成24年度 八咫烏神事

お正月の営業はこれで一段落。
いつも通り1月7日が我々の初詣の日になりました。
17時からの八咫烏神事に参列しました。

新しい宝印を自身の手に受けて、白玉牛王符を頂きました。

今年もいい年になりますように!

関西山岳ガイド協会 ガイディング研修会にて

ガイディング研修会に出席しました。
いつも先輩方に良い刺激&技術を伝授頂いています。

今回は会員に現登山ガイド資格から山岳ガイド資格への移行検定を受検されている方がいたので、
その対策を中心に行われ、僕ら登山ガイドにはとても濃い研修になりました。

それにしても毎度思いますが六甲山は深い! 

いきなり雪山!

ガイドの先輩が田辺市内の嶽山に来られると言う事で勉強に同行させて頂く事になり、大塔へ。
しかし雨が残り、予定変更で冷水山へと向いましたが、アプローチの林道が道路工事で通行止。
最終的に護摩壇山へ向いました。

いきなりの雪上歩きです、護摩壇山頂上まで1時間程度、
その先に近年和歌山県最高峰に指定された「龍神岳」があるという事で先に進んでみました。

平成21年に公募で名前が決ったようです。
「龍神岳」良い名前です。難しくはありませんが積雪期は毎年恒例にしたいものです。

那智勝浦の食事スポット

友人の紹介で旅行会社設立に向っている方が来られました。
1Dayのトレッキングで奥駈道を行こうと予定していましたが、冷たい雨で断念。
代わりに熊野三山をご案内しました。
那智勝浦でちょうど昼食時になったので”穴場”にご案内しました。
普通の観光客では「まぐろ」を食べに中華料理屋には行かないでしょう。

ここはまぐろのビビンバを出しています、もちろん小鉢にはお刺身が付き、心臓の煮付けも付いてきます。 

早くも花粉充填中!!

先日の舟石でのクライミング時に、駐車スペース付近の杉の木を見ると、
早くも新芽が膨らみ「いつでも来い」って感じになっていました。
 
僕は幸いにも花粉症ではありませんが、そんなに早く準備しないでも良いように思いますが・・・。 

ロープワーク練習会

近隣にお住まいの方のガイド資格受験に際して、ロープワークの練習会を開催しました。

ベーシックなノット、バイトを始め、フックスロープ、引き上げのシステムと試験対策を中心に行いました。

帰りに大丹倉上部の岩場で1本だけクライミングも楽しみました。

熊野「舟石」の岩場へ。Day2

2日目。
今日は3ピッチのルートです。

スタートから洗礼を受けるようです。
参加者の方から「そんな殺生な!」なんて言葉も出ています。

とにかくシューズのフリクションを信じて1歩づつ体重を乗せていきます。

3ピッチ目はそれほど立ってはいなかったので、気軽に行けました。
ずーっと岩、ホールドばかり見ていましたが、終了点に至って振り向くとこの眺望でした。

熊野灘(七里御浜)が一望できます。
岩にもシビレましたが、この眺望にもシビレました。

熊野「舟石」の岩場へ。Day1

ガイドの先輩が舟石に登りに来るってことで、勉強の為に同行しました。
噂で聞く「しびれる”スラブ”」に期待と不安を抱きつつ取り付きへ。

岩は噂どおり、スラブだけにツルンとしていて、何処が手がかりなのか足がかりなのか、未熟者の僕には全く見えません。 

先輩-参加者のみなさん-僕と一番最後でフォローさせて頂きました。
先輩は支点を解除しつつ来てね!と軽く言ってくれましたが、なかなか大変でした。

2ピッチのルートでしたが、終了点からの眺望は素晴らしかった。
明日は3ピッチのルートにトライするようです。 

月見岡神社の玉石集め開始

昨年11月には大日社前の少なくなった玉石を復活させるべく、おおよそ300kgの玉石を荷揚して敷詰めた。
今回は月見岡神社の前ももう少しきれいにしてみようと思う。

荷揚は2014年を迎えてからになると思うけど、川原で玉石を集め始めました。 

これってリンゴ?

Mokoが「リンゴかと思ったのに・・・。」と嘆いていたので見て見たら、本当にそんな感じの実でした。
袋の中には「サンザシ」ってちゃんと書いてあって、その楽しみ方まで書いてありました。

早速、スライスして天日干し。
いいお茶になるといいなぁ。 

法師山登山ツアー

大塔観光協会主催のイベントにガイドで出張しました。
下見時は冷たい風が吹きましたが、当日は気持ちいい秋の空気でした。

今回はバスシャトルが有ったので、北側の安川から入山して南の木守へ下りました。
大峰奥駈道と同様に北と南でその表情が違う興味深い登山になりました。

残念ながら山頂から「海」が見えるほどの視界は無かったのですが、
周囲の熊野3千峰といわれる山々がきれいに見渡せました。 

法師山へ下見に

大塔観光協会のイベントで法師山トレッキングをガイドする事になり、担当ガイド3名で下見に出かけました。
僕自身は2年前の台風以降は登っていないのでいろいろ興味が有ったのと、
僕以外のガイド2名が今期日本山岳ガイド協会の自然ガイド、登山ガイドの検定受験も控えているので
練習にもなるってことでフル装備で出かけました。

歩き出しは8:00頃だったでしょうか、登山口でつり橋を渡りますが、
橋から足元の谷を見るとすでにキレイに紅葉していました。
途中でロープもろもろ安全管理検定に必要なことを練習しつつ山頂に13:00頃到着
360度の視界です。

西側を見ると、2年前の台風で大きく崩落した熊野地区の斜面が見えます。 

そして東には大塔山、

南西方向は遠くにすさみから串本へ続く海が見えます。
写真で見えるように冬空で冷たい北西風が吹いていました、
風の当たらないところで昼食して13:45分頃に下山を開始しました。 

南面はどうにかいい紅葉が残っていて目&心の保養ができました。

最終的に林道到着は15:50頃になりました。

いい山歩きでした、冬場は暑くも無く、ヒルもダニもいないので南紀の山は秋~冬がオススメです。  

「海辺での『参加型体験学習プログラム』の開発」プロジェクト

堺市と関西大学の連携事業のお手伝いに出かけてきました。
「海辺での『参加型体験学習プログラム』の開発」って事業の一環で現地調査なのでした。
大和川の河川公園をスタートして堺浜までの約6kmをカヤックで行ったのです。
調査員として、いつもお世話になっている堺市役所の方、関西大学人間健康学部の准教授、
そして学生2名の5名で河川公園をスタートする。

学生を残し車を回送してきてみたら、彼女達はカヤックにすっぽりハマッてお昼ね中でした、
ゼミの研究発表が明後日に迫ってるので夜遅くまで作業しているのでしょう。

さて川を見ると、僕が知っているワースト1・2争う大和川と少し違い、
「ずいぶんキレイになったなぁ」と感じました。 


微妙に向い風だったのでパドルを休める事はできませんでしたが、
南海高野線、阪堺線、南海線、阪神高速堺線、阪神高速湾岸線等々の橋をくぐり大阪湾へ、
河口付近はやっぱり冬の北西風がきつかったけど、堺浜へ入るのは追風でさくっと行けました。

この堺浜周辺ですが、現状は新日鉄の工場とその他建設中の営業倉庫もろもろが多いのですが、
すでに温浴施設とショッピングモールが営業していて、いろいろなことに使えそうでした。 

月見岡神社 秋祭り

今日は旧暦の9月28日、大日山は月見岡神社の秋祭りでした。
7時からの参列者は3名、いつも思うことだけど、こういう祭りにこそ参列するとより熊野を感じるんやけどなぁ。神社での神事の後は、大日堂にてご祈祷までして頂けるのになぁ。

神主さんはお昼頃まで詰めていて随時ご祈祷して頂けるようです。
お祭りは年3回、旧暦の1月28日、5月28日、9月28日、それぞれ春祭、夏祭、秋祭ってなっています。

山ツアー開拓の為「白川郷」へ

美濃の「笑び」でゆっくりして、白川村に11時到着。
村在住のガイド仲間の蟻原君と落ち合い、 まずは白川村から大白川沿いに白水湖を経て白山へ向うトレイルhw下見に。

国道から白水湖までの間は今では使われなくなった自然管理道なのですが、現地有志で刈り払いを行い登山道としての復活を目指しているという。

紅葉が本当に眩しい、来秋には是非お客様をお連れしたいと思いました。

そして、折角なので合掌の村も歩いてみました、やっぱりローカルのガイドと歩くと違いますね。
ここの世界遺産登録後の利点と問題点・課題等々を聞くことができた。 

しかし何処も似たような問題が有り、市民と行政の考えることにギャップがあるんだと再認識しました。 幸いにも彼が生まれ育ち白川村で、いろいろな会への出席や理事として目指す方向を決定する立場にあるので、今後展開を聞くと納得し期待が持てました。

最後に白川天満宮に参拝して、「どぶろく」のお神酒を頂きました。
今夜は彼の古巣「トヨタ自然学校」泊、快適な宿です。 

日本山岳ガイド協会 全国代表者会議にて(Day2)

会議2日目、今日は遭難対策研修会・自然環境会議が行われました。

遭難対策研修では、昨年度に事故例からガイドレシオや安全対策についての検証を行いました。
自身のガイディングに参考になる内容でした。
昨夜は懐かしい仲間・先輩と久しぶりに会え、午前3時までやっちゃったので、睡魔と闘いつつの会議でした。

終了後はカヤック仲間の遠征計画相談の為、岐阜は美濃市へ向いました。

日本山岳ガイド協会 全国代表者会議へ(Day1)

琵琶湖畔の高島市にやってきた。
初の関西での代表者会議、僕自身は入会初年度って事でできるだけ協会の行事に出て行ってみようとの思い出出かけました。
受付が12時からなので、午前中は近隣の熊野神社に参拝しました。

防獣柵の内側に有るのが何か不自然な感じでしたが、整然とし森の中の落ち着く神社でした。

そして道中に「頭の神様」って標識を発見して「これって僕に一番必要やわぁ。」と思い海津天神社にも参拝しました。

 

白川村からのガイド仲間と落ち合い、昼食後に会場入り。
16時までの講演を拝聴しました。

 講演後は懇親会でした、高島市長もお見えになっていたので高島トレイルへの行政としての取り組み等々興味深いお話しが聞けました。

ビギナーカヤックスクール

ビギナーカヤックスクール(プライベートレッスン)を開講しました。
”初めてカヤックに乗った”自身の経験より、ビギナースクールは午前中フラットウォーター講習・午後ダウンリバーとしている。
1日フラットウォーター で前後進行ったり来たりはゴメンですよね。
午後のスタート時に「コレ下っていけるんですか?」ってご質問がありましたが、「下る為に午前中練習しましたよね!」ってことでスタートしました。

最終的には何事も無くゴールにたどり着き、午前中は真直ぐ行かずにモヤモヤする事もあったようですが、それなりに思い通りに目的地に行けるようになりました。
これから寒くなる時期で継続して練習する事は厳しいとは思いますが、来春から頑張って欲しいものです。 

海に帰る旅Day2(吉野川)

昨夜半から雨になりました。
雨に打たれつつキャンプを撤収するのは滅入りますね・・・。
しかし、カヤックに乗り一旦水に浮べばそんな事全く気にならないのが不思議です。

今日は幾つも瀬を下り、また堰堤も越えました、中には地図に記載されていないモノも有りました。
構造上おそらく取水の為のモノかとは思いましたが、
どうしてあんなに消波ブロックを積む必要が有るのか理解できません。

そして一番下流の堰堤を越えて、水質は一転しました。
潮水が上がって来ているのもその要因かと思われますが残念ながらキレイとはとても言い難くなりました。
 
吉野川大橋の下で海を眺めて旅の終わりとなりました。
雨が降り続いていたので、カヤックを畳むことなく汽車で2時間揺られて上流のスタート地点へ。
いい川旅になりました。

旅の途中で犀川~千曲川~信濃川~魚野川を旅してみよう!って話が出ました。
コレも流程の長いいい旅ができそうです。 

北山川~熊野川3Daysカヤックツアー(Day3)

普通は午後から吹く風が今日は朝から吹いています。
いつもは午後陸地でサーマルが上がり出すと、海の方から川を伝って上流へ吹き上ってくる風ですが、今日は台風の影響か朝の出だしから吹いています。

キャンプ地直下、最初の瀬をポーテージして改めてスタートといった感じでした。
ず~っと向い風で写真を撮るのもおっくうになってしまいました。
昼過ぎに新宮に到着し、熊野速玉大社参拝の後、昼食は「めはりや」さんで頂きました。

素朴でホッとする味です。 

天候・水量等々案ずるより・・・で良いツアーになりました。 

北山川~熊野川3Daysカヤックツアー(Day2)

昨夜は島津の少し手前の陸路アクセスの無いビーチでキャンプした。
思ったより鹿が鳴かず静かな夜でした。

今回は瀬を通過する意外はほとんど漕ぐ必要も無く、カヤックを流れに乗せることだけにフォーカスしているだけで下流へ運んでくれます。
小船梅林で昼食を済ませ、熊野川に入りました。

合流点はご覧の通りです、幸か不幸か色が違うので興味深い合流点です。
しかし、2年前の台風被害以来なかなか濁りが消えません。

今日のキャンプ地も流木任せ、道の駅上流の川原でまったりしました。 

北山川~熊野川3Daysカヤックツアー(Day1)

南から近付く台風の影響で、天気予報がころころ変わるなかスタートした3日間のカヤックトリップ。
瀞峡~新宮の焼く50kmを行きます。

今日はとりあえず「焚火用の流木があるビーチまで行こう」と瀞峡をスタートしました。 

残念ながら先週末の台風の影響が残り、水は白く濁っていますが、水量が豊富で観光ジェット船をかわすのも容易で、漕がないでも進むのが良い。 

季節を告げる花咲く

お隣の畑の彼岸花が咲きました。

ここ本宮に移り住んで7年、移住当初から暦など無くとも自然が季節を知らせてくれる事に感心すると共に、
四季折々いろいろ楽しめる事に感謝しています。 

台風一過で思う。

15日夜半~今日未明に最接近した台風18号ですが、本宮では大した被害も無く過ぎました。
しかし、熊野川を見ると、河床掘削事業で河床を下げたにも関わらず、に危険を感じる水位にまで上がっていました。

2年前の水害を受けての会合時にも我々地域住民は河床の掘り下げを懇願 していましたが、
事業を行った上のこの増水で今までの掘削程度では不足している事がわかったんちゃうかなぁ。 

1Dayシーカヤックツアー(那智湾)

大阪からの5名様、風はなかなかながら海に浮かびました。

湯川をスタートして、風裏で休憩しつつ紀の松島までたどり着き、那智の湾内で昼食。

らくだ岩を経由して、満潮で潮位の上がったゆかし潟でゴール。

台風直前ながら良いツアーになりました。
 

テーピング研修会にて

所属する関西山岳ガイド協会の「テーピング研修会」に出席しました。
2時間ではちょっと詰め込みすぎな感じでしたが、各部位のキネシオテーピングの方法がよく解りました。

ガイディング時に少しでもお客様の負担を軽減できるように、これからも勉強して行きたいですね。 

稲村ヶ岳~山上ヶ岳回峰

いつも本宮~玉置神社で行っている1日修業体験ですが、今回は同行者が居なかったので、
特別に洞川~稲村ヶ岳~山上ヶ岳~洞川の回峰を行いました。 

母公堂を7:40に出発して、稲村ヶ岳に向いました。

久しぶりに同行の居ない1人修行なので”ハァーハァー”言うくらいに飛ばして歩きました。
ますは稲村ヶ岳展望所に 9:45にたどり着きました。今にも降り出しそうな曇天ながら良い眺望でした。

これから行くべき山上ヶ岳までの稜線もきれいに見えました。 
さて山上ヶ岳に向うには稲村小屋まで戻るのですが、途中に大日山へ登拝し山頂で勤行を行いました。

ここから山上ヶ岳直下のレンゲ辻までは気持ち良い稜線&巻き道歩きです。
所々2年前の台風の影響なのか崩落している所もありましたが 、思いのほか早くレンゲ辻到着。
女人結界門をくぐり、ここからは急登ですがあっと言う間に山上ヶ岳到着(11:50)です。

金剛杖に焼印を頂き、桜本坊宿坊へ。
勤行を済ませて、お茶を頂きつつ昼食をとりました。 宿坊の方と 話し込んでしまい13時に宿坊出発。
洞川の清浄大橋に14:20にたどり着きました。 
 

いい修行になりました。

ここでしか手に入らない斑蓋を・・・。

数ヶ月前からお願いしていた、斑蓋を受け取りに行ってきました。
本宮町は皆地にお住まいの芝さん(90数歳)。

数年前に僕自身が修行時にかぶっている斑蓋をお願いした時既に、
「本宮の行者なら何とか作ってみるけど、もう幾つもできないよ」と言われていましたが、
今回は材料の都合がついたので数枚はできるって事でどうにか作って頂きました。
他の似たようなモノも有りますが、全てが似て非なるモノで、芝さんが作るものでないとって感じなのです。

関西大学 人間健康学部 エコツーリズム演習 Day3

さて3日目最終日。
驚く事に早朝気温が下がるまでほとんどの学生が外で寝ていたようです。
夏場の寒暖の差も、夜露も体験できて良かったね。

最終的には「あんな物こんな物要るかと思って持ってきたけど、結局何も要らないことが解った。」そういう言葉をたくさん聞きました。
さすが若者はいろいろなことをスポンジのように、素早くたくさん吸収して行きます。本当にうらやましい。
そうです、普段の生活ではたくさんの物に囲まれて、一見便利に見える生活ですが、「何も無く」ても適当にやって行けるのです。

 災害に備えよう!とよく言われる昨今ですが、「生き抜く力」を磨くのもその「備え」の1つかと思います。
この経験を、後輩や次世代にも繋げて行きたいですね。

関西大学 人間健康学部 エコツーリズム演習 Day2

昨日はみんな早朝・始発で本宮にたどり着いたようで、夕飯後は爆睡だったようです。
今朝はすっきり目覚めて、食事の支度・片付け等々シャキっとやっつけて予定時刻に出発できました。
さて、気になった荷物ですが、5張持ってきたテントも特に「必要無いや~」と2張に、着替えも特にって事で女性陣も軽量化ができたようです。

また前年とは違い、食事もできるだけ学生にやってもらうことにしたので、昼食も段取りだけ伝えて作ってもらう事になりました。

今日のキャンプ地は陸上アクセスの無いビーチです。 月と星以外の明かりは有りません。
昨夜の経験からテント無しで星を見つつ寝る事がどれだけ気持ち良いか分かったようです。
夕飯はできる限り学生にやってもらいましたが、デザートは僕自身が「焼きリンゴ」作ってみました。
お日様と共に起きて、食う・寝る・遊ぶ、そしてお日様と共に寝る、自然の摂理に沿った生活を体感して、その心地良さを実感したようです。
 

北山川1Dayカヤックツアー

夏休みです。
今日は親子でカヤックを楽しんで頂きました。
水量、水質から北山川へ出かけました。
ここの所まとまった雨がないので、鮎もイマイチらしく釣師もまばらです。
小川口から四滝までをのんびり下りました。 

折角の親子水入らずに、僕の語りで水を差すのもなんなので、川の事を話すよりも自然を五感で感じて頂きました。
次回は是非キャンプツアーにチャレンジしてみて下さいねー。 

2 thoughts on “北山川1Dayカヤックツアー

  1. 上野 さま

    この度は、素敵な夏の思い出にとなる一日をありがとうございました。

    はじめての熊野でしたが、我々親子を温かく優しく受け入れてくれたことを感じていました。
    熊野古道歩きは有名ですが、熊野の川も山に劣らず、熊野の自然の素晴らしさを堪能させてくれ、また熊野の文化に触れることができる道でした。

    大人への成長著しい息子との毎年の旅も、そろそろ今年あたりが最後になるかもしれません。
    いつまで一緒に来てくれることやら(笑)

    また必ず訪れますので、その時はおしゃれな本宮前のカフェで、コーヒーを飲みたいと思います(笑)
    そして、ガイドはまた、くまのエクスペリエンスさんにお願いしたいと思います。

    感謝。感謝。感謝。

    すがわら

  2. 菅原さま
    熊野へようこそ、ツアーにご参加頂きありがとうございました。

    そうですね、熊野は平安以前より貴賎を問わず、老若男女問わず、どんな方をも受け入れてきたと言う素地があります。それはこの地域の「文化」とも言えるように思います。
    こんな僕でも地域に受入れて頂いています。

    息子さんですが、中学生が一番いろいろ感じ成長する時期かと思いますが、それゆえに今までと違った旅ができるのでは無いでしょうか?
    1日ではありましたが、今回のカヤック旅はその一歩のように僕は感じました。

    四季折々見所が有りますので、またのお越しをお待ちしております。

    Katsu
    くまのエクスペリエンス

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シーカヤック1Dayツアー

姪ファミリーの要望でカヤックツアーへ。
通常ツアーに参加できるのは中学生以上なのですが、身内って事で小学1年生の大姪をW艇に乗せて、
ユル~く、湯川から夏山を往復しました。

ここのところの暑すぎる天気に、漕ぐよりも泳ぐ方が楽しいとも思ってしまいます。 

北山川-熊野川2Daysツアー -Day2

山の行動とは違って、ゆっくりな朝です。

川に出たのは9時半頃でした。午後の向い風が強まるまでに新宮に着く段取りで下ります。

途中の岩壁を見るとついルートを探してしまうみなさんでした。

14時新宮到着、那智山にて青岸渡寺、熊野那智大社、那智大滝へ参拝して、
温泉に浸かり、那智勝浦でツアー終了。
次回は涼しい時期に歩きに来て下さいね!

北山川-熊野川2Daysツアー -Day1

大陸からの寒気が降りてくるので、雷雨があるかもって予報でしたが、いい曇りのツアー日和でした。

4名様、山の仲間って事で、キャンプについてからも一仕事。 



夕飯前にもう少しお腹を減らせて頂きました。
 

平成25年度 大峰奥駈修行 5日目

予定していた前鬼裏行場は事情によりキャンセルとなり、朝はゆっくり。
吉野の桜本坊に戻り、満行の護摩を焚き、まずはお風呂。
そして直来で締めくくりました。

普段自身1人で奥駈道でとそう行するが、同行はまた違う意味の行がそこにある。
助け合い、いわば菩薩の行なのでしょう。
自身はとても菩薩には程遠いとは思いますが、少しでもそこに近付くことができるように俗世でも精進したいものです。 

平成25年度 大峰奥駈修行 4日目

昨日同様4時出発。

八経ヶ岳への登りでのオオヤマレンゲの群生地は本当にきれいでした。
楊枝の宿にて回向を行いました。

行者の先輩方、強力さん、またその家族のみなさんのご冥福を祈ります。

幾つも崩落の後を迂回し、高巻き、釈迦ヶ岳の山頂へ。

ここから高度を下げて行きます。 
深仙の宿で香精水を汲もうとするが、ほとんど出ていませんでした、残念。

最終的には自身の荷物意外に2人分の荷物を背負い前鬼「小仲坊」に到着しました。

山上ヶ岳からの同行全員が満行できて良かった。
今年もいい修行になりました。

平成25年度 大峰奥駈修行 3日目

3時起床、4時出発、朝ゆっくりなのは有り難いけど、日暮れの時間は変わらないので行動時間に影響します。

今日は山上ヶ岳から弥山まで標高1700~1800mの稜線を行くので、気温的にも歩きやすいはず。
少々ガスっぽいながらまずまずの天気、時折スコール的なにわか雨にあったけど良いクールダウンって感じでした。

バイケイソウも一面に咲いていて綺麗でした。
弥山に近付き、一般のハイカーともたくさん出会いました。「今日は何か有るんですか?」そんな質問をされる方もいらっしゃったのですが、「ここは1300年前に開山された日本でも最高の修業道場なんですよー」ってお答えしたいところでしたが、ただ「そうなんです。」と言ってやり過ごしました。

日本のほとんどの山は、古からの山岳信仰によって仏教的な名前が付いています。それがどう言う事なのかを考えつつ山に登れば楽しみも増えると思うのですが・・・。
さて聖宝の宿から一登りで弥山到着、弁天さんにお参りして山小屋に入りました。
 

平成25年度 大峰奥駈修行 2日目

始まりました。

喜蔵院さんの峰入りと同日になってしまったので、例年3時出発のところ今回は4時出発となりました。
さて修行門、コレより修行の道となり、大峰山寺まで「等覚門」、「妙覚門」と門をくぐります。さて妙覚門をくぐる頃に悟りを開く事ができるでしょうか。

標高400mの吉野山から1700mの山上ヶ岳まで、天気が良すぎて暑い、初日にして既にいい修行になっています。

五番関で1名が離脱するも、他31名は無事山上ヶ岳「桜本坊」到着、大峰山寺で壇護摩を焚いて、参篭。

玄関のオオヤマレンゲがきれいに咲いていました、八経ヶ岳では満開が期待されます。

夕涼みはコレ!

カヤックツアーの装備を片付けて、汗まみれになったので、
改めて川へ潜りに行きました。

ついでにお腹周りのお肉を減らすのにも効果があるような気がする。

一石二鳥なスクウォートボーティングです。 

新しい下着完成!

憂鬱な雨がようやくあがりました、このまま前線が北上したら梅雨明けになりそうですね。
Cafeの営業終了後に暑い時期に向けて下着を作りました。
ちょうど押入れを片付けていたら「サラシ」が出てきたので思い立ちました。
いつも夏場や大峰奥駈修行時じは着用しているのですが、作るのは初めてです。
まずは現物の寸法を測り、本体と紐を切り出し、

縁を三つ巻きでかがって行きます。

ミシン作業は、アウトドアメーカーに居た頃に鍛えられたので、どちらかと言うと好きな方なのです。

「イモムシみたいな指で上手いことするなぁ」とよく言われます。
 
適当に直線でヤッツケルだけなので、パンツの裾上げよりも簡単です。

あっと言う間に2着完成。
11日からの大峰奥駈修行にも使えそうです。 

大日社 夏祭り

熊野参詣道、大日越え途中にある月見岡神社・大日社の夏祭りへ行ってきました。
春・夏・秋の年3回の内の夏祭り、この時期からするときっと虫追いの祭りなのでしょう。
朝7時からってのがネックなのか、いつも参列者が少ないのが残念ですが、
芳名帳に住所、名前を入れると、大日社(大日如来)にてご祈祷まで頂けるのになぁ。

お祭り終了後には、お札、笹、砂、紋菓を頂いて帰ります。 
笹は田畑に刺し、砂を撒くと、作物はよく育ち虫を除けると言われています。 

町の鍛冶屋さん

先日のツアー終了後にカヤック積載用の器具が壊れた。
今日は修理に、本宮町は萩の「ふみ鍛冶」さんへ、本来は現状「・・・鉄工所」なんやろうけど、
数年前にもう1方のヤツを修理してもらったの時に、山仕事でお世話になった親方からこの「ふみ鍛冶」って名前を聞いて訪ねた事があった。
60後半から70歳代かと思われるオヤッサンの話を聞くと、先代が「ふみ鍛冶」と言って刃物鍛冶をやっていたようです。

道理で、作業場の中には炉もあるし、砥石も多数あった。
そうそう、山師の親方からは「ここが作るヨキ(小型の斧)はよく切れて、格好も良かったんや。」と聞いていた。
チェンソーが世に出てからは刃物はさっぱりらしく、農機具の修理もやっていたのですが、そっちも今は・・・。
オヤッサンの代では鉄工所となったようです。

でも長年培った技術ってのは素晴らしいモノです。
オヤッサンは動きはゆっくりながらも無駄無くサクッと仕上げてくれました。
 

平成25年度夏越大祓式(熊野本宮大社)

本年度の夏越大祓式に行ってきました。
日常を清らかに過ごそうとはするものの、厳しい世間では無意識のうちにどうしても罪を犯し・穢れに振れるものですよね 。

こういった罪や穢れを祓う儀式が夏越大祓式です。
古歌には、「水無月の 夏越しの祓いする人は 千歳の命 延ぶといふなり」ともあります。

半紙でできた形代に息を吹きかけ、身体を擦り、最後には茅の輪をくぐって日頃の穢れを祓います。 

取材協力で「友ケ島」へDay2

朝は誰が当番でもないが、早く起きた者がコーヒーをたててその香りでそれぞれが起きだしました。
のんびりと朝食を済ませて、島内探検です。
まずは灯台へ行ってみました。  1872年8月に初点灯されたもので歴史を感じます。

ここは東経135度・子午線上にあり、また戦時中は重要な要塞として機能していたようです。

島内散歩・昼食を終え、加太へ向って帰路スタート。 瀬戸を渡る頃がちょうど最速の時間になりそうです。
それまでにも中ノ島北側でいい波をキャッチしサーフィンが楽しめました。
北側から回るので、帰りは南流に流されつつ瀬戸を渡ればOKって感じでしたが、
中の瀬戸を渡り地の島の南側を行くと勘違いした僕は他数名と共に良い瀬の下流(南側)に入ってしまいました。
柴田氏の「上れるかな?」と言う声に「あ~そうか、最後まで北側行くんや。」とようやく気付き、
仕方なく息継ぎしている弱点を突きつつ瀬の上流へ上りました。

ガイド同士での旅はいい緊張感をいい弛緩感が有ってこんなチョンボも笑って済ませられるのが良いところです。 
最終的には最速時間バッチリで加太ノ瀬戸を渡り、加太海岸へたどり着きました。 

この秋にはツアーを企画してみたいと思います。

取材協力で「友ケ島」へDay1

Kayak誌の取材協力で友が島へ。
声掛け頂いたのは2週間前だったのですが、修験道の行場でもあり、潮流も早いことから
1度カヤックで行ってみたいと考えていたところだったので、即OKを出しました。
メンバーが揃って見ると、みんな熟練のシーカヤッカーばかり、イベントからそのまま流れて来たようです。
天気を見つつ昼食後にスタート。

このメンバーならあっと言う間に着く感じです。
ちょうど南流の最速を過ぎた頃で、加太ノ瀬戸は他の交通の合間を縫って渡りました。

地ノ島の南側を進み、中の瀬戸を渡ると虎島に「五所の額」が見えてきます。
「禁殺生穢悪・友島五所・観念窟・序品窟・閼伽井・深蛇池・剣池」とあり、
修験道の行場で法華経28品が納められた葛城二十八宿の第一宿が置かれる場所です。
 
今日は孝助松の海岸に上陸しキャンプです。
 

ロープワーク研修会

午後から数時間、熊野古道を中心に活動しているガイドさんとロープワークを練習しました。

今期中にガイド資格にチャレンジされるという事で、僕自身が検定・講習で使った事を忘れないうちに伝えようと、
伝達講習的にやってみました。 

お1人は先日基本的なことをやっていたので復習と、前回やらなかった重力方向への移動(懸垂もろもろ)も練習しました。
梅雨明け頃には何処か練習になるコースを歩いてみたいと思います。 

そして夜は自身のトレーニングに熊野市のクライミングジム「CORE」で2時間。

久しぶりで登るよりも喋る時間の方が長かった、次回はもっと壁に張り付きたいと思います。 

Raindog北山川ツアー

ガイド仲間「Raindog seakayak skill service」さんの北山川ツアーガイディングでした。
昨日と打って変って晴天で、少々泳いでも気持ちいい天気&気温でした。

せっかくなので、「オトノリ」から「玉置口」まで行きましょうと、スタートしました。
みなさん海は十分経験されているのですが、ホワイトウォーターはまだ数回と微妙に緊張していましたが、
ホワイトウォーターはその緊張「ドキドキ感」も楽しみのうちなので、全ての瀬をダッキースタイルでやっつけました。

「ずーっと瀬が良いか、瀞場が良いか?」の問いかけに、中盤では「瀞場が良い」と言っていたみなさんも、
田戸に着く頃には「やっぱずーっと瀬でもいいかな」と言っていました。
 

是非また楽しみに来て下さいね! 

天と地の恵み

今日は時間が有ったので、「梅」をなんとかしました。
いつも座禅をさせて頂いているお寺の住職さんから分けて頂くのですが、今年は例年より1週間早いらしいです。
ウチに来た時はきれいな青梅でしたが、冷凍期間を経ていい黄色になって来たので、
氷砂糖で積層して、シロップにするべくビン詰めしました。

Mokoはドレッシングもろもろに使える”梅味噌”を段取りました。
数週間後が楽しみです。 

レスキュー研修会へ

関西山岳ガイド協会のレスキュー研修会に参加しました。
熊野に移る前には神戸に3年間住まいしたにも関わらず、裏山の六甲山を歩いた事も無かったのですが、
離れてから初めてその良さに気がつきました。

研修は、装備のチェック始まり、懸垂下降・登行器 を使用した登高、引き上げ等々。
壁を上に下に行ったり来たりしました。

年2回(夏・冬)行われていますが、技術の再確認とアップデイトに大切な研修だと思いました。 
 
また、近隣のガイド仲間と練習会しよー。 

大峰奥駈道1日修行

701年の今日6月7日に役小角は入寂されたと言われています。
熊野本宮大社~玉置神社で「とそう行」を行いました。
天気は良かったのですがその分暑くなりました、みなさん水の消費量が半端無かったようです。
道中の靡で勤行を行いつつ足を進めます。

関西百名山にも上げられる五大尊岳で昼食を取りました。
狭い稜線上なのでたくさんの人が座る事はできませんが、今回はちょうど良かった。 

時間が有ったので、水呑宿にも行ってみました。

どこかで聞いたけど、熊野の山中の酸素濃度は都会の3倍だとか(間違ってないかなぁ?)。
登り下りでけっこう「ハーハー」言ったので、濃い酸素で心身が浄化されたと思います。
みなさんお疲れ様でした。 

教える事は教わる事。

近露在住の森林インストラクターでもありガイドでもある仲間とロープワークの練習をしました。
僕ががガイド資格を取得したことで、彼女自身ももうワンステップUPしようと、自然ガイド資格に挑戦すべくトレーニングを開始したのです。
僕が植生に弱いのと、彼女がこういった技術に弱いのとが交錯して、エクスチェンジする事になったのです。
僕自身も教える事で改めて練習できるし、より理解が深まるし、またトレーニングの場所で近隣の草木の事も教わる事でお互いにガイディングの深みが増すと思うのです。

今日は初日って事で、フィギュアエイトに始まり、ブーリン、ガースヒッチ、クローブヒッチ、ムンター、マッシャー、クレムハイスト と検定に必要でベーシックなモノをやっつけて、最終的にフィックスロープを張ったり、3対1の引き上げシステムを作ってみて復習しました。
今日のところはバッチリ理解してもらえたようです。 次回は上下重力方向へ動いてみましょうね。

今回は七越峯にて行ったのですが、ヒメシャラに似てるけどなんか分からんなーと思ってた木のことを教えてもらいました。

「夏椿」という事でした。確かに花は白い椿のようでした、「ヒメシャラ」とは樹皮の色も違うし花も少し大きいようです。 冷たい地方を好むようですが、ここ熊野には自生している地域も有るようで、そんなところが熊野らしいって事でした。 勉強になりました、ありがとうございました。 

七越峯の夏椿の花は今週末辺りが見頃のようですよ! 

本屋で睡眠薬を買う。

先日、買い物中に本屋をウロウロしてて、面白そうなMook本を見つけました。
特に立山が開山されるのに修験道が深く関わっていたなどという記事に購買意欲をそそられました。

いつも本は睡眠薬にしかならず、見開き読んだら眠気が出てくるのですが、これはもう少し読めそうです。 
熊野だけでなく、名山の歴史も勉強してみようかな。 

早くも梅雨入り!

入りました! 昨日の気象庁発表で梅雨に入ったらしいです。
ってことは!熊野の自然が一番きれいな季節に突入しました!

梅雨といえば、じめじめして、山歩きにも川下りにも憂鬱な季節かと思われがちで、
もちろん行動中にいろいろな負荷はかかりますが、自然は一番きれいな季節かと思います。
例年だと40日程度なのですが、今年はどうなるのでしょうか。 

ガイディング研修会

イタリア・ドロミテのガイド”Enrico Maioni”氏を招いての関西山岳ガイド協会の研修会に参加しました。
「シンプルで早く、且つ安全に」

我々がいつもやってるのと少し違うことがたくさん有っていい勉強になりました。
たまに「どうしてそうやるの?」の答えに”My Habit!”片付けてしまわれる事も有りましたが、
「どっちでも良くって取るに足らないこと。」って事かと理解できました。

毎年冬にChamonixに行っているけど、来年は6月後半~7月初旬に決定してるのCortinaまで足を延ばしてみようと思います。

変態現る!

ガイド仲間で、以前にアウトドアブランドで一緒に働いていた仲間「新名健太郎」が大峰奥駈道を走破してきました。

聞くと昨夜21時に吉野をスタートし、今夜20時頃に本宮へ降りてきました。

先週末にもチャレンジしたのですが、体調が急変し玉置神社にてリタイヤとなっていたので、
リベンジマッチになったようです。
昨年度も天候不良で途中断念していたので、3度目の正直といったところでしょうか。

ともかく無事にワンプッシュで走破できてよかった。

ささやかな楽しみまで・・・。

和歌山県では今年初の真夏日になったらしい。
どうりでそのはず、Cafeの営業を終えて居てもたっても居られずに、水遊びへ出かけました。
本宮町内はダムの影響で遊べる水量がないので、発電放水直下へ行ってみました。

フラットウォーターで30分じっくりUP&筋トレ的に漕いだ後、
「あ~、気持ちいいなぁ。」とフェリーやら エディーターンを始めて30分、発電所職員がメガホンでなにやら。
こんなささやかな楽しみにまで水をさすのかぃ。 
何かあっても下流へ流れて行くだけで、自己責任は重々承知してるよ。
まあこっちは瀬音でイマイチちゃんとは聞こえないが、雑音が面倒なので少し下流のゆるい流れ&エディーラインでバッチリ、筋トレ的ベーシックを楽しみました。
山に川にトレーニングでありながら楽しめる熊野、最高です。 

残念な下山・・・。

友人からの声掛けで仙千代ヶ峰へ行って来ました。
4月26日の遭難者捜索で、警察・消防等の公的機関の捜索は既に打ち切られていますが、
親族からの要請での三重県岳連 十数名と三重南部の遭対協との合同捜索でした。 
 

低山で植林帯も多く、作業道も縦横無尽にはしっているので、道迷いの可能性もありそうですが、道自体はどれも鮮明なので、パニクっていなければ道沿いで何らかの痕跡でもありそうなのですが・・・。

残念ながら今回は痕跡すら発見できませんでしたが、捜索活動は引き続き行うようです。 
なんらかの情報がありましたら、三重県大台警察署 :0598-84-0110 へお願いします。

伊勢新聞の報道:http://www.isenp.co.jp/news/20130504/news02.htm

京都伏見の熊野大権現へ

今春から大阪は枚方で生活している姪の様子を伺いに行く前に、京都伏見稲荷大社に参拝しました。

 ここは全国の稲荷社が境内に鎮座しています。 中に熊野大権現・飛龍大神もあるのです。

これが、本殿から20分程行った青木ヶ瀧という一角の中に鎮座していて、竹山の中を通り抜けて行きたどり着くのが大変なのです。

まだ今年の御札を頂いていなかったので、古札をお返しして新しい御札を頂きました。

姪っ子はと言うと、大学で毎日課題を与えられて、遊ぶ時間も無く英語でのレポートに明け暮れているようでした。
まあ学生は勉強することしか無いので、それでいいのだ。 

ガイド資格認定証授与式へ

2泊1日(日帰り)で東京に来た。
昨夜20時新宮発の夜行バスで、6時に池袋に着いたが、授与式は18時スタート。
早速近隣の出張オフィスに逃げ込みラッシュアワーをやり過ごし、まずは新宿の熊野神社(十二社)に参拝。

昨年まで本宮に居た仲間と食事をしつつ近況を聞いた、25歳の彼は江戸指物の職人を目指して弟子にとってくれる職人さんを探し回っているらしい。
職人は修行に十数年かかるし、古くからの工芸品と言われるモノは現代の軽薄短小な世間の中で厳しい時代を向かえてるけど、がんばって欲しい。
昼食後彼と別れて、先般の例大祭以来周辺各国からいろいろ言われている「靖国神社」に参拝しました。

日本の閣僚がお祭り時にお参りしていったい何がいけないのでしょうか?
どこの国でも戦没者追悼の式典などは普通に行われているのに、何故日本だけが・・・。
参拝を済ませ、共に検定を受検した仲間と合流して、会場に向いました。
神保町から四谷間を余裕こいて歩いて行ったので、最終的には市ヶ谷で時間切れで電車に飛び乗りました。
でも時間通りに滑り込んで、認定証を頂きました。
少し遅れて会長の「谷垣禎一」さん(現法務大臣だったかな?)も見えて、ありがたいお話を聞きました。 
21:40これもまた帰りのバスに滑り込んで帰路に着きました。 コンクリートのジャングルクルーズ、あ~疲れた。 

驚きの裏山

靴の慣らし&トレーニングに田辺市内の龍神山&三星山を周回しました。

トレイルヘッドには案内地図が有りましたが、あまり人が入っていないようです。
地形図を見つつ沢づたいに進み、竜星の辻、崎の堂を経て龍神社へ。

うばめがしの御神木は見事でした。

龍神山頂上の八幡社には八幡さんと共にお大師さんも祀られていた
(南無大師遍照金剛と御宝号が有ったので)ので 、勤行を行い三星山へ向いました。

この2つの山に挟まれた谷の中の小さな尾根の岩上で昼食し、
風があまりにも気持ち良かったので昼寝を決め込みました。
それからは急登を20分少々で山頂へ。

549m程度の標高ながら、眺望はほんとに素晴らしかった。

1人でブラブラトレーニングだったので途中でロープ出していろいろ復習しつつ4時間の周回でした。
思ったよりも岩場も多かったので、また近隣の仲間と来てみたいと思いました。 

さて靴はというと、なかなか厄介です。
小指の付け根の骨が当たってちょっと痛む感じ、
まあヌードで足長:23.5cm、足囲:25cmの足にシックリ来る靴なんて無いわなぁ・・・。
明日からフィッティング触ってみよう。
 

ふぅ~、終了。

中休みはあったものの4月27日からスタートしたGolden Weekが終了しました。 
Kumano Experience では、ガイディングツアーは受付できませんでしたが、
B&B、Cafe、Backpackersにて延べ1000人超のお客様にお越し頂きました。
熊野への1歩を記された方、熊野はまだまだずーっと深いので、またのお越しをお待ちしております。

ホッと一息、夕方に大斎原へ御幸道を歩くと、水を張った田んぼにライトアップされた鳥居が写ってきれいでした。 

One thought on “ふぅ~、終了。

  1. お疲れ様でした、
    田舎の帰りに新宮に用があったので、立ち寄りましたが。

    初詣の時のような人出でした、
    店のほうも一杯のお客さんでしたので、早々に失礼しました。

    こんどは店が暇な頃、お邪魔します。

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法具なんやけどなぁ・・・。

先日の朝、MokoがBackpackersの花壇や鉢をさわるらしく、
「花植えるから笠かしてや!」と言いました。
僕はてっきり貴賎笠(皆地笠)の事かと思って、「ええでー」と答えました。
しばらくして見てみるとなんと、頭の上には「斑蓋」が乗っていました。

「あ~ぁ」一般の人にはその意味は分からんわなぁ・・・。 

この行者が被る「斑蓋」という笠、
形が丸いのは金剛界の月輪を、頂上の三角は胎蔵界の八葉蓮華を表し、
金胎不二の天蓋の下に仏である行者がいる事を表すのです。
行者がこれを被る修行中は行者自身が仏であるので、この笠を天蓋と観じなければならないのです。
そう、「笠」は大切な法具の1つなのでした。 

やれやれです。 

食べ頃?、さくらんぼ。

Kumano Backpackers横の畑。
今年近隣で一番開花が早かった桜の木に「さくらんぼ」が実り、
赤くなってきました。

近所のおばちゃんは「食べれるよー」というが、どう見てもすっぱそうです。
鳥が突っつくまでは我慢してみよう。 

ガイド認定書届く

この冬、取り組んでいた登山ガイド試験。
どうにかたどり着きました。

あとは地方の協会に入会するのみとなりました。
しかし、もう一歩先へ進みたいので、これから3年でもっと岩を勉強する必要がでてきました。 

熊野本宮大社例大祭 本殿祭、渡御・還御

例大祭最終日
午前中は本殿祭が行われました。

我々総代会の面々は玉串奉奠を終えてすぐに退場し、午後からの渡御祭の準備にかかりました。

今年は渡御での神輿の順番も変えて、本神輿を含めて3台の神輿が連続して進みました。


総代会が列の最後尾で、行尾列を見守るように進みました。

来年度はより一層いいお祭りに成るように、がんばりたいなぁ。 

熊野本宮大社例大祭 湯登神事

いよいよ始まりました。
湯の峰温泉のお湯で湯垢離して清めて斎食を頂いた後、湯の峰王子で神事を行い ます。

神事終了後は大日越えを歩き、途中月見ヶ丘神社でも神事を行い、
熊野本宮大社旧社地(大斎原)札の辻まで神事が続きます。

湯の峰の神事の後、稚児さん達を下ろす事ができないのですが、
親子の絆を深めるのにはとてもいい神事だと思います。 

草木のお勉強へ

和歌山県内の森林インストラクターさん達と千穂ヶ峰を歩きました。

先日までの登山ガイド検定で、自身が植生についてちょっと弱いなぁって、
仲間に相談したら、森林インストラクター総会後の千穂ヶ峰周遊研修においでよ!って声かけて頂きました。

神倉神社へ上がるまでに、僕のキャパはすでにパンクしそうでした。
しかし、帰って写真とメモを照らし合わせて、どうにか写真を整理できました。

今夜寝たら記憶が全て白紙になっていないか心配です・・・。 

山のガイドへの道 最終段階

早くも先日の無積雪期ルートガイディングの結果が届きました。

養成講師の方からの推薦書も同封されていたので、及第点に達していたようです。
ホッとしました。
検定終了後は帰路道中の「賀野神社」にお参りしました。

6世紀に開かれ雪彦山大権現・雪彦山金剛鎮護寺とも言われて、神仏習合形式をとっていたらしい。

あららぁ、検定初日から背筋の下部に違和感があってそれなりに痛みこらえての受験だったのですが、
昨日今日はベルトを巻く必要が有るくらいに鈍痛があったので、45年間で初めて整形外科ってヤツに掛かってみました。
診療所の担当医がいろいろ触って、曰く「腹筋と背筋のバランスが崩れて背筋がなんか炎症起こしてるんやろなぁ・・・。 外から触ったところまあ骨やら椎間板なんかには異変は無いよ。 どんなスポーツしてんの?」 
僕:「えーっと、カヤック、登山、ロッククライミングなんかです。」
お医者さん:「そーかー、それだけ動いてたら筋力は十分やと思うがなぁ・・・。 注射したら一発やけどどうする?」
僕:「それって痛み止めですか?」
お医者さん:「そー、それや。 あの消炎鎮痛ってヤツやな湿布ってのも有るけど、飲んで中から効くか、貼って経皮から吸収するかの違いや」
僕:「それやったら貼るやつでええわ。」
その後いろいろ話して最後に僕はお医者さんに「再発防止策・・・ってことはトレーニングが必要やってこと?」
お医者さん:「まあそういうことやな。 でも十分やってるような体つきにみえるがな・・・。」
僕:「あぁ、がんばります・・・。」 (はぁ、これ以上にトレーニングが必要かぁ・・・。)
こっちもとりあえずホッとしました。  

日頃の垢を川で清浄。

久しぶりの川、トレーニング。
気持ちいい日差しに、いてもたっても居られず北山川へ出かけました。

午前中2時間はみっちりフラットウォーター、午後2時間で小松~田戸を下りました。

全身の筋肉がギシギシ言ってる感じです、あ~気持ちよかった~。

いいお茶、うまし。

先日、Mokoの要望により「ハブ茶」を購入した。
決明子(ケツメイシ)と呼ばれて、漢方の生薬の一つらしい。

ばあちゃんが良く作ってくれたんやと言う、昔は近所にたくさん茂っていたのでしょう。
茶がゆに使うって言う事で買ったのですが、どうも便秘・排尿障害・高脂血症・高血圧などの生活習慣病の予防や改善に効果があるらしい。
僕もぼちぼちオヤヂになりつつあるので、こんなのを飲むのもいいかと思ったりしてしまっている。

出来たのは、ほんのささやなかなこと・・・。

2年前の3月11日は東日本大震災が起こった日。
今日は3名の同行と共に、大峰奥駈道「熊野本宮大社~熊野那智大社」で 抖ソウ行を行いました。
約27kmを休憩を含めて9時間で歩きました。
途中の数箇所で物故者の追悼、早期の復旧・復興を祈念し勤行を行いました。

6:00に本宮を出発、14:30那智山に到着し、那智山にて勤行を行っている時、
14:46にサイレンが聞こえました。
このタイミングに間に合って良かったと思います。 
まだまだ修行が足りない行者の念が通じるとは思いませんが、同行の方々には何かが残ったのではと思います。

道中の船見峠からは、熊野灘がきれいに見えます、しかし穏やかできれいなこの沿岸にも津波の危険が有ります。

これからはただ「きれい」と言うだけではなく、もしもの時にどうすれば良いか、
何をすべきかと言う事も考えて行きたいと思います。 

大日社 春祭

7時からの大日社春祭に参拝しました。
熊野本宮大社の摂社になっており、熊野古道「大日越え」の途中にある小さなお宮、
一見「祠」とも思え、通り過ぎそうになりますが、「ツクヨミ」を祭神としており、
熊野本宮大社に鎮座する、「家津美御子大神」(素蓋鳴大神)・「天照大神」と兄弟の関係にある神なのです。
またここには「大日如来」も鎮座されており(石仏)ます。

お祭は年3回(旧暦の1月28日、5月28日、9月28日)と、春・夏・秋に行われ、
春の苗付け、夏の虫追い、秋の収穫、それぞれの時期にお祭が行われます。
熊野三山でも春は熊野本宮大社例大祭、夏は熊野那智大社例大祭、秋は熊野速玉大社例大祭と
三社それぞれがその春夏秋を司っているようです。

この大日社例祭は参列者みなさんがご祈祷を受けられ、御札を頂きます。
御札は季節毎に形の違ったモノを頂きます。 

 

春きたりぬ!

今日午前中は熊野本宮大社の氏子総代会の会合でした。
4月13~15日の例大祭に向けての準備もろもろの打ち合わせ。
ここ本宮に住んで今年で7年目を迎えますが、ありがたい事にこんな重責を頂いているので、
自分自身その意義・意味を深くとらえて、新しくいい風を吹き入れて行きたいと思っています。

会合から戻り、気温が高まってきたら、近所の「桜」が咲き始めました。
いつもお祭りまでは持ちませんが、ようやく春って感じになってきました。 

久しぶりに体育会系な感じで・・・。

雪山の勉強から本日夕方戻りました。
1~3日の3日間、登山ガイドになる為の検定・義務講習の雪山安全講習を受講しました。
1日目:9時集合21時半終了、2日目:6時~22時講座終了で23時まで宿題、3日目:6時~13時と結構しごかれましたが、いい仲間といい時間を過ごせました。
そして昨夜はインスピレーション的に、これからなが~い付き合いになりそうなガイド仲間と富山の名物「富山ブラック」を食しました。

その後、能登島で修理の出来たパドルを受け取り、いつもの如く車中泊。
ええ歳して・・・ですが、性質(タチ)なのでしょうがないのです。

例大祭ポスター届く!

本年度の熊野本宮大社例大祭のポスターが届きました。
お昼過ぎに神主さんが持って来てくれました。

今夜から白馬に向い、山ガイド関係の雪の講座に入りますが、
帰ってくるとお祭りの打ち合わせやらが始まります。
 
また、3月9日には熊野本宮大社の境外社になっている月見岡神社の春祭(7:00より)があります。

近隣では梅も咲くようになって来ました。
春はもうすぐそこまで来ているようです。 

さて、どんな年に・・・?

全く頓着していなかったのですが、SNSでみなさんからのメッセージを頂き気が付きました。
そして改めて中国の偉い先生の言葉を思い出しました。

その先生はこうおっしゃったそうです・・・。

子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。

対して僕は
15にして学ばず、30にしてもフラフラと、
40にしていまだ道を模索しており、惑いまくっています。
次の50まであと5年となりましたが、
果たして天命を知ることができるのでしょうか?
まだまだ修行が足りませんが、
みなさんこれからも宜しくお願い致します。

Lyon市街地周遊

いつも徒歩であちこち行くのですが、今日は一度市内の公共交通機関を使ってみようってことで、
Metro・Tram・Busの1日チケットを買って、シルク織物で有名なCroix-Rousseからスタートすることにしました。

トロリーバスをHotel de Ville(市役所かな?)で降りて丘を上がりました。
観光化された旧市街よりも雰囲気のある街並みでした。

移動にはできるだけ交通機関を使ってみて、熊野でも活用できる何かをゲットできればと
アンテナを高く張り巡らして行動します。

最終的にTramでPart-Dieuに戻りお茶して、帰りに1区間のバス乗車のつもりでしたが
勇み足で違うバスに乗り込み、予定よりも多く歩く事になってしまいました。

何でも欲張らずに、ええ加減が”ええ”と知らされました。

フランスの日曜日、これでいいのだ・・・。

Lyon滞在2日目。
今日は日曜日、フランスではモールのお店までもほとんどお休み。
世界遺産になっている中心の旧市街地に出かけるしかないかと歩きだす。

トラムや自転車も便利なのですが、別に急いで行く目的地もないし、歩くスピード行く事で主要観光の標識や表示の方法、いろいろな事(情報)が吸収できるし、お腹も空いてご飯が美味しいのが利点です。
昼からブラブラ行って結局はフルビエールの丘の大聖堂にたどり着きました。

Lyonは大きい街ですが、ローヌ川とソーヌ川が流れ、ランドマーク的に丘の上に大聖堂、
主要駅Part-Dieuにはタワーが隣接しているので、ロストしにくいように思います。

結局は旧市街地でも飲食店以外はお休みのお店が多かった。
休日は休日、これが本当かもね・・・。
今回は今までに増して観光客が多いように思いましたが、
ツーリストオフィスで頂ける観光ガイドブックも解りやすくなってきたように思いました。
熊野はパンフなんかも各県・市に分けずに包括したものが有って、
公共交通機関路線図も解りやすいものが有れば、みんな体感しやすいと思うんやけどなぁ

仕事と癒しと・・・。

今朝からはホテルの8.50€の朝食を頂くことにした。

これもCafe・B&Bのお勉強、仕事なのです。
毎年同じ場所で頂くけどやっぱり少しずつ変ってるし、感じ方・思うところも違う。
朝食後、Les Halles de Lyon-Paul Bocuse(リヨンの中央市場)に出かけました。

ちょうど出国数日前にTVで紹介されていて、著名なフレンチのシェフ「ポール・ボキューズ」の
名前が付いていたので、覗いてみようって考えていました。
土曜日なので朝からワインで一杯やってるオッチャン達もたくさんいました。
食材も面白そうなモノで持ち帰れそうなモノをいくつかゲットできました。
そしていつものアルメニア人のオッチャンが始めたショップを訪ねました。

ハーブやお茶いろいろ買い付け、英語交じりのフランス語と僕の片言英語のやり取りで
コミュニケーションは難しいながら楽しみつつお仕事です。

午前中で仕事を一段落させて、午後からは川を越えて世界遺産の旧市街地へ。 Continue reading “仕事と癒しと・・・。”

Lyon到着!

今朝は良い雪でした。
昨夜から降ったのでしょう、余りにも良い積り方だったので後ろ髪を引かれましたが、
それなりに仕事もあるのでLyonへ移動開始。

電車はSt-Gervaisまでは今まで通り遅れも無く行ったが、St-Gervaisでこれまたいつも通りに10分遅れ、
次の乗り換え時間が9分だったので、追い付かなかったらまたまた乱れるかと思いましたが、
定刻通りにBellegarde到着、難無く乗り継ぎできました。
9:14Chamonix発で13:22Lyon到着、余りにも正確な時間に到着したので、
「こんなことあるの?!」って驚いてしまいました。
ここLyonもある意味勝手知ったる街、自炊するのに食材を買い、Cafeでお茶しました。

今日の夕飯は”Galettes”、ハム・卵・チーズを巻いてみます。

さすがLyonのマーケットにはChamonixに無かった食材が豊富にあります。
19日までハーブもろもろの買い付け&観光のお勉強、ここLyonは世界遺産登録された街なのです。

Chamonix最後の晩餐

今日はChamonix最後の日。
部屋の掃除も終えてキッチンを汚したくないので外ご飯、
晩餐とはとても言えないけど、いつもの近所の「Kebab」に出かけました。

ボリューム満点で美味い、何よりこれが一番です。
明日は朝からLyonへ向かいます。
Meteoを見るかぎり、過去3年のようにTGVが通常の倍以上の時間かかかるってことは無さそうで、
お昼過ぎにはLyon到着予定、午後から少しは仕事もやっつけられそうです。

滑走最終日、今日もいい1本!

Chamonix滑走最終日、今季最終日かも・・・。

Chamonixの谷がきれいに見える良い天気の中、Le Tourのスロープをクルージング。
途中に昨日の仲間と出会ったので、ご一緒させてもらい良い1本を頂きました。

日本にも滑りに来たいという事で、またいいセッションができると思います。
いい御縁に感謝です。

ホントに今季最後の滑走かもってのはさみしい・・・。
3月1~3日で登山ガイドの研修・検定で栂池に行くけど、検定終了後に1日滑れたらええなぁ。

交流し過ぎて太ももパンパン・・・。

今日はChamonixは雪でスキー場は視界が悪そうなので、1人でLe Tourに出かけました。
Colの両サイド、Tete de BalmeとLes Autannnesからの良いところを頂きました。
トランシーバー以外のバックカントリー装備を持って来なかったので、スキー場のオフピステを回します。
2本目のリフトでドイツからのテレマーカー4人と出会い、それからはご一緒させてもらいました。
こっちの方はスピードも滑走距離もなかなかなので太ももにきます。

まずはTete de Balmeサイドを8本、

そしてLes Autannnesサイドを2本。

ブレイクしようとCafeに下りました。
ブレイクを終えて、1本滑りましたが、ガスが上がってきて本日終了。
早い終了でしたが、十分楽しみました。

太もものパンプ具合に、日本でのスキー後の温泉が恋しくなりました。 

Wow と Ohの微妙な関係

今日は風が強く、軽く雪が降っている。 
Le Tourをスイス国境のVallorcineまで滑り込もうと思ったけど、標高の低い所で居た方が楽しそう。

La Vormaineで太ももをじっくりしっかりパンプさせました。
滑走中に現地のインストラクターがお客さんに話すのを耳にしました。
ちょうどズラシターンを練習中みたいでしたが、
どんな斜度でもズラシでスピードコントロールして滑ってると、人は「Wow」と言うでしょう。
しかし、かっ飛んだ挙句10日間のベッド生活に 至ったら、人は「Oh」と言うだろうねえ・・・。
この微妙な音の違いは大きな違いなんだよねー、だって。
さすが微妙なニュアンスがよーく解りました。 

お休み日和の日曜日

あまりにも天気が良かったのでスキーはお休み。
正しいChamonixの過ごし方かも?!
午前中はAiguille du Midiに 上がりました。

当然天気が良いので、たくさんのスキーヤーがVallee Blancheにドロップインして行きます。

今回は計画当初からお預けと考えていたので、指をくわえて見てるだけです。
ロープウェイで3800mに上がり、距離約20km、標高差約2000mを滑れるのは素晴らしい、
またその谷の両側には名峰・岩峰がそびえて最高の景色なのです。

下り前には、モンブランが顔を見せてくれました。
午後からはそのVallee Blanche最終点のMer de Glaceに出かけました。
Chamonixの駅から登山鉄道で十数分、氷河のボトムです。
滑り降りてくるみんなは良い顔しています。 そりゃ最高やろうなぁ・・・。

今回は過去数年と来た時期が1カ月遅いためか、しっかり雪に覆われていましたが、
氷洞に入るとやはり自然の造形がきれいでした、 

充実の1本!

今日は朝からMidiがはっきり見えました。

Le Tourの下部La Vormaineは広くてメローなスロープなので初級には最高です。
今日もLa Vormaineメインで滑りました。
ジャンキー的だったのがウソのようで、このスロープでも満足できてしまいます。
しかし、今日は1本だけいい所頂きました。

見にくいかも知れませんが、写真の一番右側、昨日たくさんの人が踏んだ跡なので
ズタズタながらも良いラインを頂けました。
今日はこの1本で十分、後半はLa Vormaineに戻りMokoと姪のトレーニング。
戻ってすぐにMokoが「あっちのコースでオブジェみたいにキレイな谷あるで~。」と言うので、行ってみました。

オブジェは自然が作った造形でした。
彼女の背後にありますが、雪の山を知ってる人なら「デブリ」と言い、嫌われるのでしょう。
しかしそんなの全く気にせず知らない彼女にはきれいなオブジェとなったようです。
知らないってのは良い時もあるかもと思わされました。

今季初滑走・・・。

初日が出ました。 ようやく今シーズンの初滑りです。
自身&Mokoの慣らし&姪の初スキーでLe Tourの山麓La Vormaineでマッタリ。

天気も良くって暑いくらい、アンダーとフリースで1日過ごせました。
姪も終了時には何とかプルークでターンができるようになって、明日からリフト使用できそうです。

とは言ってもなぜか初級者対応のスロープにはロープトウしか架かっていないのです。
滑走するより、リフトが大変になりそうです。
シャモニに戻って一息つき、買い物に出かけました。 Continue reading “今季初滑走・・・。”

Saint Gervaisへお出かけ

明日から天気が良くなる予報に面倒なゴチャゴチャを済ませるべくSt-Gervaisに出かけました。
電車で40分の距離です。 車窓からは予報通りに山々がきれいに見え始めました。

目的地は駅から徒歩15分の距離。
ローカルブランドの”Quechua”、アメリカで言うREI的な感じです。

こんな旅行の時のバックパックを探しに来ました、しかし残念ながらお目当てはここには無く
LyonのPart-Dieu storeにあるらしい。 ちょうど15日からはLyon滞在予定がなので取置きをお願いしました。
帰りに駅前の学校前にポスターを見つけました。

今度からは柔道も合気道の稽古もできそうです。
Chamonixに戻り、初スキーとなる姪のスキーレンタル・ウエアの段取りを完了、
明日からはエクササイズに励みます。

Chamonix 街ブラ

昨夜から雪が降っています。 昨日の日中は雨だったらしい。
視界の悪い中で滑る必要も無いかと街ブラ。

午前中には空っぽの冷蔵庫に食材を充填して、午後は山ショップを転々、
夕方はガイド組合前の掲示板で雪の状態と天気をチェック。

滞在中、掲示板には毎日通うことになります。
事故を起こさない第一歩、数日前からの気象変化と雪の状態チェック、欠かせませんね。

いざ命の洗濯へ!

ガイディング・B&B・Backpackers・Cafe、完全お休みでフランスへ。
23:45のフライトなのですが、駐車スペースもろもろでちょっと早めに関空到着。
ゆっくり夕飯&お茶をして時間をつぶし、22:25の搭乗を待ちます。

フライトはいつも通り数本の映画をみて、寝てをくりかえしイスタンブールへ。
当初はイスタンブールで3時間のトランジット待ちの予定でしたが、フライトキャンセルで6時間待ちになりました。
まあ時間をつぶすしか無いので、免税店を見たりしつつダラ~っと過ごす。

結局10分のディレイで出発し、ジュネーブにも10分遅れで到着。 Continue reading “いざ命の洗濯へ!”

新たな年のお祭りに向けて

今朝の稽古は寒かった。
道中の気温計は-4℃、道場内は3℃でした。
稽古を終えて本宮に戻り、熊野本宮大社の氏子総代役員会に出席しました。
来る4月13~15日の例大祭等々の予算確認(ってたいそうなモノではありませんが・・・。)でした。
閉会後に今年の干支「巳」の色紙を頂きました。

今年は春には出雲大社で60年に1度の奉祝大祭、
そして秋には伊勢の神宮では20年毎の第62回の式年遷宮が斎行されます。
また初夏頃でしょうか、熊野本宮大社の屋根葺き替えも一段落する事でしょう。
ウチのお祭りも気合入れてかかろう!

試験その弐

低気圧が発達しつつ東へ、大陸からの寒気と高気圧が迫ってきて風がめっちゃ強い。
今日は文殊岳へ。

スノーシューでスタートし、和佐又のコルからはアイゼンで歩行、笙の窟からはピッケルを使用して、
ショートロープでガイディング。

どうにか見極めを頂けそうなのですが、まだまだ足らない所も有りで、不足を埋める楽しみができました。
3月には無積雪期の試験に挑みます。 

試験その壱

山のガイド、積雪期の試験1日目は、和佐又山へ。
山頂から、大普賢岳~釈迦ヶ岳まで綺麗に見渡せました。

いつも夏場の修行で行き来する大峰奥駈道ですが、このアングル・冬場も良いものです。 

春近し?

良い雨が通り過ぎました。
ウチの坊主4頭の散歩に熊野川の川原に出かけた。
果無山脈、大峰奥駈道方向を見上げると、杉の木が赤茶色になってきた。

花が花粉を貯めつつ春を待っている感じです。
飛ばし始めるまで、まだ1ケ月余り有ると思うのですが、彼ら同様に僕らも待ち遠しく思いますね。 

ホッと朝帰り。

17-18日の2日間の講習から今朝戻りました。
初日の午後は雪が舞い、昨日は冷たい風が谷を吹き抜けましたが晴天の下無事に終わりました。
今まで活用していた技術の再確認&新しい技術を吸収できました。
ホッと一息、帰りの車窓から富士山が綺麗に見えました。

最終までは、まだまだたくさんの ステップを踏む必要が有るのですが、全て自身の実になるもので、
¥は掛かりますが、さらなるステップアップの為に価値ある投資と思ってがんばろー。

山のお勉強へ

今日は大阪で所用を済ませて、丹沢へ向かっています。
明日から2日間、山のガイド検定の義務講習ってやつで、安全管理&ロープワーク等々の事らしい。
例の如く、SAにて車中泊。 

WIFIが有るのでこうやってPCを触ることもできる。
しかし、これって10年前に神戸で会社を立ち上げた頃と全く同じ感じ、
3人でアウトドアブランドを立ち上げたけど、北海道から鹿児島まで宿泊費を削って営業に回ったことを思い出す。
10年経ってもやってる事、気持ちはほとんど変わりない。
家内には、「おっちゃんになったんやから、ちゃんと泊まったら。」と言われるが、
これは所謂「タチ」やから仕方ない。
でも今日は、ガイドとしての身だしなみも必要かと、風呂に入り、
昨日3mmにカットした丸坊主もいつもの石鹸では無く、備え付けの”シャンプー”ってので洗ってみました。
周辺は雪が残り、明日も冬型が強まるらしい、無積雪期の安全管理講習なのですが、
積雪期のモノも同時にできるんちゃうかなぁ・・・。
さて、明日はどうなることか。

お勉強の準備

正月明け早々の3連休、シフトでお休みになる方も有るのか、
本宮はまずまずの人だったように思います。
Cafeの営業を終えて、17-18日に丹沢へ行く準備を始めました。
またまた山でお勉強です。

机に向かう勉強と違って、現場なので気が楽です。
でも装備はきちんとチェックしておかないとなぁ。 

2013年 初詣

あけましておめでとうございます。
今年もみなさんにとって、良い年でありますように。

さて、ようやく落ち着き、今朝は合気道の稽古始めでした。
また5時起きの習慣に戻ります。

今日は稽古を終えて、熊野三山に出かけようと、まず道場至近の熊野速玉大社にお参りしました。

この鳥居をくぐってお参りするのは久しぶりでした。
そして、神倉神社へ。

ゴトビキ岩は朝日を浴びて本当に神々しかった。
それから、熊野那智大社・青岸渡寺にお参りしました。

那智の滝付近は、なお台風被害の復旧工事が行われていました。
今年は平穏な年になって欲しいものです。
Continue reading “2013年 初詣”

中ア千畳敷雪上訓練Day3

晴天ながらも雪の状態も悪そうなのと、稜線は風が強そうなので、カール内にとどまる事になりました。

午前中はシート搬送。

1人カラビナ2枚、スリング2本、そして15mのスローバッグ1個という本当に最小の装備で
できる限りの事をいろいろ試してみました。
昼食時に、朝一から気になっていたカール内の装備デポ(のように見えた)をホテルの方に話し、
チェックして頂く事になりました。
昨日の午後僕らが撤収した時には無かったものなので、あの地吹雪時に出現したことのなるので・・・。
そして昼食を頂いている時に、無線で「人」です。と一報が入りました。
午後の講座は中止です、僕らは自身の掘った雪洞を埋めに行き、帰り支度をする事に。
講師達はこの中央アルプスの遭対協の一員なので状況をチェックしに出かけることになりました。
なんとも言えない感じでした。
昨日の夕飯時に窓の外を見て「すごい地吹雪やなぁ」なんて言っていたまさにその数百m先での遭難でした。
視界が良ければ難無くたどり着ける距離です。余力の有るときに雪洞を掘れたら助かったかも知れません。


雪上訓練の最終日に、厳しい現実を目の当たりにし、安全の為にトレーニングと
危機管理能力・危険を察知する”勘”を高める必要が有ると再確認しました。

帰りのロープウエイから南アが綺麗に見えましたがあっちも荒れていたようでした。

来るお正月は何事も無ければ良いのですが・・・。

中ア千畳敷雪上訓練Day2

6時出発、日の出前から訓練です。朝飯前に雪のチェックもろもろ。

日出がちょうど7時で訓練を切り上げ朝食 に向かう合図でした。

富士山の左肩からご来光でした。元旦にはちょうど真ん中から 上がり「ダイアモンド富士」となるようです。
朝食を済ませてからは雪洞掘りの訓練でした。4名の3グループでいろいろ試しました 。

ビバークはこれが有るのと無いのとでは生死を分ける事もあるもんね。
Continue reading “中ア千畳敷雪上訓練Day2”

いざ雪山!中ア千畳敷雪上訓練Day1

今日から3日間の雪上訓練。
だったのですが、この時期には無いような降雪で、ロープウエイが止り最終便は何と か動かせそうと言う。
仕方なく、オーガナイザーのアウトドアショップKの2階で座学となりました。
昼食を済ませるとロープウエイから動かせると連絡が入り、早速連絡バス停へ走りま した。

ロープウエイトップに16:30頃に付いたのですが、少しでも雪上でできる事をやろう!ってことで17時に出発。


日没まで歩行訓練もろもろで18時に ホテルに戻りました。


降雪と日没で視界が悪い中だったので、良い訓練になりました 。

伊那「CLAMP」にて

仲間が店長を務める伊那のバイクショップ「CLAMP」にお祝い&お邪魔しました。

店長の奥さんは、僕がMontbellってアウトドアブランドに勤めていた頃の同日(年は 離れていますが・・・。)入社で、旦那さん共々いろいろ絡ませて頂いていました。
久しぶりに会ってまさに”晴れて”って感じの、独立となったようです。
これからも共に頑張って行きたいものです。

お出かけ準備

いつも季節が変わってから1発目のお出かけ準備には時間がかかる。
今夜発で木曽駒ヶ岳に出かける。

水遊びから雪遊びに変わる、必要なギア・ウエアが家中のあちこちに散らばってるので
集めて来るのが大変です。

甘し美味し!

昨日のホタテをいただきました!
とりあえず半分をまな板にのせた、2人所帯には十分過ぎる大きさです。

柱とヒモはお刺身で、他の部位はバターでソテーして頂きました。
彼の奥さんのご両親が根室湾でホンモノの漁師をしています。
僕が現地に伺ったときは、ちょうど地区のお祭りか何かで倉庫に集まって、海鮮焼き焼き祭りでした。
「オホーツクの風~丸み宮口商店」 彼が扱う海産物はホンモノで、頑なな彼のポリシーが前面に出ています。
あ~美味かった~。

一足早いクリスマスプレゼント

今朝、運送屋さんが発泡スチロールの箱を配達してきた。
友人が経営する、北海道の
「オホーツクの風ー丸み宮口商店」 からでした。

彼とは96年にニュージーランドでカヤック修行してる時に知り合いました。
共に北島タウポのバックパッカーズに3ヶ月ステイした。
毎日食事をシェアして、朝食後彼はゴルフに僕は川に、昼食後彼は釣に僕はカヤックに、そして夕食。
日本に帰って連絡も余り取れなかったけど、熊野に移る前、知床へ行った折に訪ねた事をきっかけに、
また交流が再開した。
頻繁に会える訳では無いけど、生涯の友と言うのはそういうものかとも思う。
いつも何も返せないでいる自分がはがゆく情けないけど、
彼が熊野にきた時に、バッチリお返しさせてもらおう。
いつもありがとね!

今季初!!

ホント寒かった。
今日は本宮でも雪が舞いました。

熊野川の川原から果無山脈を見ると、ず~っと雪に煙っていました。
明日の朝稽古が楽しみです。
寒いやろなぁ・・・。

居残り稽古

ほんと今日は冷たかった。 道場内の気温は4℃、普通は稽古してたら暖まるんやけど、
今日は終わるまで足先が冷たかった。
先月の22日に「フランス・ナント」から来熊野のフランス人の友人に、ここ数日朝稽古後に30分ほど
居残り稽古の相手をしてもらっています。

たまに稽古する「棒」なのですが、歳のせいかなかなか形を覚えきれずにいました。
今回一緒に稽古できるのはもう残すところ、今日を含めて3日間なので、映像に残しておこうと考えました。
現代人ならGO-PROなのでしょうが、古代人は箱の底から古いXactiを引っ張り出してきたのでした。
これからは犬の散歩の時にでも、川原で稽古できるなぁ。

また あの場所へ

今日航空券を手配した。
今回はいつもと違って、お店で出すインフュージョン&ハーブ買って、山滑って、てのにプラスして
部屋売買もろもろも有るので余りのんびりできないかも・・・。

とは言えこの売買も、ここ数週のユーロの勢い回復で微妙になってきた。
100円+-1~2円前後で推移すれば何とかと考えていましたが、このまま行くと10%も上がってきそう。
¥Millionって額が変わるとかなり厳しい。
でもこれも良い励みに成ると思って、自身のHappy Life構築に向けてやっつけるしか無いか。

受験戦争な11月

11月も残すところ6日となり、多忙な師走を迎える。
今月初めには試験勉強に励み、8日に筆記試験を受けた。
また先日22日には、合気道での初の昇級試験を受けた。
今朝の稽古で、その証と共に先生の「書」を頂いた。

「自然と一体となる。」そう言うことらしい。

学生時代に柔道をやっていたけど、4月の入部と同時に1級を与えられ、5月から昇段試合に出かけた記憶がよみがえりました。
軽量級だった僕は、体重無差別の試合に苦しみましたが同年7月に初段が取れました。
柔道では形を覚える必要が有るけど、とりあえず試合に勝てば昇段できたのですが、
試合の無い合気道は少し違います、「心」がより大切な気がします。
その分、頂きは遠く、道は険しいのですが、稽古はめっちゃ楽しいのです。

また今日は、その先日東京で受験した筆記試験の合格通知も届きました。
普段、本を見開き読んだだけでも睡魔が襲ってくるのにもかかわらず、
参考書でのお勉強を強いられましたが、 合格の通知で一段落です。
まだまだ、現場での義務講習やら積雪・無積雪期の試験等がありますが、
筆記試験よりも幾分気が楽です。

これからも何もかも前進あるのみです、頑張ろう。

季節の花!

本宮では、希少では有りますが紅葉がきれいになってきました。
同時にこんな花も咲いています。

桜なのですが、毎年春と秋に咲くのが居るのです。

季節の花?

うちの坊主達4頭の散歩に熊野川の川原を歩いていると、黄色い花が咲いていました。

たんぽぽやと思うがなぁ・・・。
季節外れな気がしますが、ちょっと気が早いヤツだったのでしょう。

やり残した熊野灘へ

水物のツアーが一段落する此の頃です。
石川県は能登島のシーカヤックガイドサービス「カヌーアイランド」の渡邊さんが遊びに来られました。
台風で被災した時にも「なにか手伝う事ないか?」と声かけ頂きました。
僕が大阪のアウトドアブランドに勤めていた頃からなので、もう20年近いお付き合いになります。
今回は滋賀県に出張で来られたついでだと言う事でしたが、石川ー滋賀よりも、滋賀ー本宮の方が遠いような気がします。
たまには他の海もいいかと足を延ばされたようなので、湯川(那智勝浦)~佐野(新宮)約15kmを漕いでみました。

那智~佐野間の宇久井の半島を漕いだ事が無かったので、ちょうどお付き合い頂いた形になってしまいました。


すこし北西風はありましたが、水はきれいで、洞窟も沢山あり、十分に楽しみました。
これで紀伊半島の田辺~潮岬~伊勢の海岸線を全て漕いだ事になります。
今回の宇久井付近も洞窟がたくさんあり、節理もきれいなので、来シーズンはツアーコースに入れようと思います。

いろいろ思いつつの帰路・・・。

昨夜は16時半頃に釜石を出発して、新潟は北陸道の黒崎で日付が変わり爆睡。
今朝7時から走り出して、18時本宮到着。

帰路はいろいろ思い考えて、紅葉の中を走った。

震災以降、東北の太平洋沿岸地域に出向くのは4回目、内2度が延べ15日のボランティア、2度がこのイベントでした。
イベントには普通に参加者として参加している、これも以前からカヤックの時だけで無くいろいろな場面でお世話になった人・地域に何か恩返しができれば、少しではあるが復興のお手伝いになるかと思ってのことでした。

今回のイベントには「ゲスト」がいらっしゃっていた、何で???と思ったけど、
僕自身が参加するに当たってゲストなどは誰であろうが全く関係がなかった。
それは現地の自然・人そして被災しつつも参加されているカヤッカーが主役だと思っているからだ。
今回は幸いにも6月開催の主催でもあった町役場 水産商工課 課長さんの話が聞けた。
熱く自分の町を愛している人で、どれだけこの山田町の自然が素晴らしいか、山田湾が素晴らしいかを語ってくれた。
しかしイベントはやっぱりなんとなく、現地の人、自然といった色が「ゲスト」の影に隠れているような気がしてならなかった。 主催する「MESA」の草山さん本人もお店が流失した被災者なのに・・・。
他の参加者はどう思われたか解らないけど、僕自身はゲストの話よりも草山さんをはじめとする、
被災したが復旧復興を目指してがんばっている方の話を聞きたかった、参加者のみなさんに聞かせたかった、
そして少しでも多くの人がこの地を再度訪れ、また友人知人を連れて来るきっかけを作って欲しいと思いました。

来年(6月予定)は牡鹿半島~久慈間(どの間になるかは分かりませんが)の海を1週間くらい漕ごうと考えています。
当然地域のガイドにも周辺のカヤッカーにも数日でも同行して欲しいと思います。
草山さんとはそんな話しをしていました。 漁師が海に出られるようになってきた今、全海岸線でなくてもいい、
今まで自分達のフィールドとしていた海域を調査して、「全てのカヤッカーが海に出られる環境を創る」
それもガイドの大きな役割では無いかと思う。
ともすれば誹謗中傷を浴びる事もあるかも知れないけど、いつか誰かが開いていかなければならないと思います。
我々プロのガイドは、メディアを使って発信する事も可能かと思います。
フィールドを開拓する事も大きな務めではないかとも思います。

来年もイベントは開催されるようです。 また「ゲスト」なるものが有った場合は考えものですが、
僕はあくまでもカヤッカー(参加者)の1人として参加しようと思います。

山田湾シーカヤック交流会 Day2

微妙な空ながら、風が落ちたので海に出ることに。
みんな待ちに待った海です、現在でもなかなか大っぴらに漕ぐ事がはばかられるような感じがしていて、
各地でいまいち漕げていないようです。

今日はホタテのパドルスルーで、ホタテのお刺身を頂きます。
従来はカヤックを筏に寄せて頂くのですが、津波で筏が無く、現状はブイを利用しハエ縄のようにして養殖しているので、
船に横付けして頂きます。

ホタテのお刺身は美味しいのは良く分かっているつもりですが、上げたては別格です。