低気圧が発達しつつ東へ、大陸からの寒気と高気圧が迫ってきて風がめっちゃ強い。
今日は文殊岳へ。
スノーシューでスタートし、和佐又のコルからはアイゼンで歩行、笙の窟からはピッケルを使用して、
ショートロープでガイディング。
どうにか見極めを頂けそうなのですが、まだまだ足らない所も有りで、不足を埋める楽しみができました。
3月には無積雪期の試験に挑みます。
今日は大阪で所用を済ませて、丹沢へ向かっています。
明日から2日間、山のガイド検定の義務講習ってやつで、安全管理&ロープワーク等々の事らしい。
例の如く、SAにて車中泊。
WIFIが有るのでこうやってPCを触ることもできる。
しかし、これって10年前に神戸で会社を立ち上げた頃と全く同じ感じ、
3人でアウトドアブランドを立ち上げたけど、北海道から鹿児島まで宿泊費を削って営業に回ったことを思い出す。
10年経ってもやってる事、気持ちはほとんど変わりない。
家内には、「おっちゃんになったんやから、ちゃんと泊まったら。」と言われるが、
これは所謂「タチ」やから仕方ない。
でも今日は、ガイドとしての身だしなみも必要かと、風呂に入り、
昨日3mmにカットした丸坊主もいつもの石鹸では無く、備え付けの”シャンプー”ってので洗ってみました。
周辺は雪が残り、明日も冬型が強まるらしい、無積雪期の安全管理講習なのですが、
積雪期のモノも同時にできるんちゃうかなぁ・・・。
さて、明日はどうなることか。
あけましておめでとうございます。
今年もみなさんにとって、良い年でありますように。
さて、ようやく落ち着き、今朝は合気道の稽古始めでした。
また5時起きの習慣に戻ります。
今日は稽古を終えて、熊野三山に出かけようと、まず道場至近の熊野速玉大社にお参りしました。
この鳥居をくぐってお参りするのは久しぶりでした。
そして、神倉神社へ。
ゴトビキ岩は朝日を浴びて本当に神々しかった。
それから、熊野那智大社・青岸渡寺にお参りしました。
那智の滝付近は、なお台風被害の復旧工事が行われていました。
今年は平穏な年になって欲しいものです。
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晴天ながらも雪の状態も悪そうなのと、稜線は風が強そうなので、カール内にとどまる事になりました。
午前中はシート搬送。
1人カラビナ2枚、スリング2本、そして15mのスローバッグ1個という本当に最小の装備で
できる限りの事をいろいろ試してみました。
昼食時に、朝一から気になっていたカール内の装備デポ(のように見えた)をホテルの方に話し、
チェックして頂く事になりました。
昨日の午後僕らが撤収した時には無かったものなので、あの地吹雪時に出現したことのなるので・・・。
そして昼食を頂いている時に、無線で「人」です。と一報が入りました。
午後の講座は中止です、僕らは自身の掘った雪洞を埋めに行き、帰り支度をする事に。
講師達はこの中央アルプスの遭対協の一員なので状況をチェックしに出かけることになりました。
なんとも言えない感じでした。
昨日の夕飯時に窓の外を見て「すごい地吹雪やなぁ」なんて言っていたまさにその数百m先での遭難でした。
視界が良ければ難無くたどり着ける距離です。余力の有るときに雪洞を掘れたら助かったかも知れません。
雪上訓練の最終日に、厳しい現実を目の当たりにし、安全の為にトレーニングと
危機管理能力・危険を察知する”勘”を高める必要が有ると再確認しました。
帰りのロープウエイから南アが綺麗に見えましたがあっちも荒れていたようでした。
来るお正月は何事も無ければ良いのですが・・・。
6時出発、日の出前から訓練です。朝飯前に雪のチェックもろもろ。
日出がちょうど7時で訓練を切り上げ朝食 に向かう合図でした。
富士山の左肩からご来光でした。元旦にはちょうど真ん中から 上がり「ダイアモンド富士」となるようです。
朝食を済ませてからは雪洞掘りの訓練でした。4名の3グループでいろいろ試しました 。
ビバークはこれが有るのと無いのとでは生死を分ける事もあるもんね。
Continue reading “中ア千畳敷雪上訓練Day2”