2月3日、熊野本宮大社で節分祭が行われましたが、
ご縁のある吉野の大峰山護持院「櫻本坊」でも、
節分の星祭が行われました。
その祈祷札が今日届きました。
同時に「陀羅尼助丸」というお薬も頂戴しました。
これは日本古来の民間薬で、和薬の元祖ともいわれ、
伝承によれば、1300年前(7世紀末)に疫病が大流行した際に、
役行者(役の小角)がこの薬を作り、多くの人を助けたとされます。
整腸・下痢止的なお薬です。
15歳以上やと、1回に20粒服用と、
ちょっとびっくりする数ですが、粒は仁丹くらいの大きさです。
さて「星」というものですが、
人間はそれぞれ性分というのがあって、
木火土金水の五性のどれかにあたります。
この五性は全て天上の諸々の星と関係があり、
その星は諸仏菩薩の化身で慈悲利生の本誓から顕れたものです。
よって星を敬い祭れば諸々の災いを祓って福徳を招く擁護を蒙り、
それぞれの星を供養すれば万病を除き長寿を得るという
ご利益に預かることができるといいます。