熊野本宮大社の向に、
「世界遺産熊野本宮館」ができました。
今日はオープニングセレモニーで関係者がたくさん来ていました。
残念ながら他地方からのお客様はちらほらやったみたいですが、
明日からの週末にはたくさんの方が来られることを期待しています。
そして今まで本宮行政局の中にあった、
「世界遺産センター」はこの中に移動しました、
この世界遺産センター、ちょうど僕が本宮に家を探し始めた時に
オープニングセレモニーに出くわしたことを思い出しました。
ん~、熊野本宮館の中に世界遺産センターかぁ、
全くアベコベのように思いますが、
ネーミングを決めた方にも何か意図があるのでしょう。
どうも、8億円ほどかかってるようですが、
行政は今後、この8億円をどうやって回収し、
その後どうやって利益を上げていくつもりなのか・・・。
僕らガイド&地元のみんなが十分使って行くしか道は無いように思う、
2004年に世界遺産登録されて5年が経った、
旅館の数字を見ると、温泉ブームをピークに、
客数は減ってきているらしい、
世界遺産に登録されてもそれをくい止めることができなかったみたい、
海外向けの認知もなかなか進んでいかないみたい。
しかし、癒し・神仏の宿る自然を楽しみに来られる方は増加しつつあると思う。
実際にくまのエクスペリエンスにはそんなお客様の方が多い。
くまのエクスペリエンスは、これからも世界遺産というだけでなく、
深い自然を楽しみに来られるお客様を大切にしたいと思う、
そんなお客様を、より深い自然へご案内するために、
1000年前の出来事はもちろんだけど、
それ以上に、現在の自然、近代~現在の自然の変化、
リスクマネジメント・リスクヘッジにフォーカスしたいと思う。
完成をただ喜ぶ行政の方々を見て、あらためてそう思った今日でした。