町の鍛冶屋さん

先日のツアー終了後にカヤック積載用の器具が壊れた。
今日は修理に、本宮町は萩の「ふみ鍛冶」さんへ、本来は現状「・・・鉄工所」なんやろうけど、
数年前にもう1方のヤツを修理してもらったの時に、山仕事でお世話になった親方からこの「ふみ鍛冶」って名前を聞いて訪ねた事があった。
60後半から70歳代かと思われるオヤッサンの話を聞くと、先代が「ふみ鍛冶」と言って刃物鍛冶をやっていたようです。

道理で、作業場の中には炉もあるし、砥石も多数あった。
そうそう、山師の親方からは「ここが作るヨキ(小型の斧)はよく切れて、格好も良かったんや。」と聞いていた。
チェンソーが世に出てからは刃物はさっぱりらしく、農機具の修理もやっていたのですが、そっちも今は・・・。
オヤッサンの代では鉄工所となったようです。

でも長年培った技術ってのは素晴らしいモノです。
オヤッサンは動きはゆっくりながらも無駄無くサクッと仕上げてくれました。
 

平成25年度夏越大祓式(熊野本宮大社)

本年度の夏越大祓式に行ってきました。
日常を清らかに過ごそうとはするものの、厳しい世間では無意識のうちにどうしても罪を犯し・穢れに振れるものですよね 。

こういった罪や穢れを祓う儀式が夏越大祓式です。
古歌には、「水無月の 夏越しの祓いする人は 千歳の命 延ぶといふなり」ともあります。

半紙でできた形代に息を吹きかけ、身体を擦り、最後には茅の輪をくぐって日頃の穢れを祓います。 

取材協力で「友ケ島」へDay2

朝は誰が当番でもないが、早く起きた者がコーヒーをたててその香りでそれぞれが起きだしました。
のんびりと朝食を済ませて、島内探検です。
まずは灯台へ行ってみました。  1872年8月に初点灯されたもので歴史を感じます。

ここは東経135度・子午線上にあり、また戦時中は重要な要塞として機能していたようです。

島内散歩・昼食を終え、加太へ向って帰路スタート。 瀬戸を渡る頃がちょうど最速の時間になりそうです。
それまでにも中ノ島北側でいい波をキャッチしサーフィンが楽しめました。
北側から回るので、帰りは南流に流されつつ瀬戸を渡ればOKって感じでしたが、
中の瀬戸を渡り地の島の南側を行くと勘違いした僕は他数名と共に良い瀬の下流(南側)に入ってしまいました。
柴田氏の「上れるかな?」と言う声に「あ~そうか、最後まで北側行くんや。」とようやく気付き、
仕方なく息継ぎしている弱点を突きつつ瀬の上流へ上りました。

ガイド同士での旅はいい緊張感をいい弛緩感が有ってこんなチョンボも笑って済ませられるのが良いところです。 
最終的には最速時間バッチリで加太ノ瀬戸を渡り、加太海岸へたどり着きました。 

この秋にはツアーを企画してみたいと思います。

取材協力で「友ケ島」へDay1

Kayak誌の取材協力で友が島へ。
声掛け頂いたのは2週間前だったのですが、修験道の行場でもあり、潮流も早いことから
1度カヤックで行ってみたいと考えていたところだったので、即OKを出しました。
メンバーが揃って見ると、みんな熟練のシーカヤッカーばかり、イベントからそのまま流れて来たようです。
天気を見つつ昼食後にスタート。

このメンバーならあっと言う間に着く感じです。
ちょうど南流の最速を過ぎた頃で、加太ノ瀬戸は他の交通の合間を縫って渡りました。

地ノ島の南側を進み、中の瀬戸を渡ると虎島に「五所の額」が見えてきます。
「禁殺生穢悪・友島五所・観念窟・序品窟・閼伽井・深蛇池・剣池」とあり、
修験道の行場で法華経28品が納められた葛城二十八宿の第一宿が置かれる場所です。
 
今日は孝助松の海岸に上陸しキャンプです。
 

1Day Kayaking Trip on Kitayama river

It was lovely day for kayaking after typhoon went through south side of Kii peninsula.
Our customers are coming from Australia.

We could see different scenery than dry season, water falls, Dazzling leaves…

 Also water level was little higher, so we can float down the river, such a relax time we got.
 

ロープワーク研修会

午後から数時間、熊野古道を中心に活動しているガイドさんとロープワークを練習しました。

今期中にガイド資格にチャレンジされるという事で、僕自身が検定・講習で使った事を忘れないうちに伝えようと、
伝達講習的にやってみました。 

お1人は先日基本的なことをやっていたので復習と、前回やらなかった重力方向への移動(懸垂もろもろ)も練習しました。
梅雨明け頃には何処か練習になるコースを歩いてみたいと思います。 

そして夜は自身のトレーニングに熊野市のクライミングジム「CORE」で2時間。

久しぶりで登るよりも喋る時間の方が長かった、次回はもっと壁に張り付きたいと思います。 

Raindog北山川ツアー

ガイド仲間「Raindog seakayak skill service」さんの北山川ツアーガイディングでした。
昨日と打って変って晴天で、少々泳いでも気持ちいい天気&気温でした。

せっかくなので、「オトノリ」から「玉置口」まで行きましょうと、スタートしました。
みなさん海は十分経験されているのですが、ホワイトウォーターはまだ数回と微妙に緊張していましたが、
ホワイトウォーターはその緊張「ドキドキ感」も楽しみのうちなので、全ての瀬をダッキースタイルでやっつけました。

「ずーっと瀬が良いか、瀞場が良いか?」の問いかけに、中盤では「瀞場が良い」と言っていたみなさんも、
田戸に着く頃には「やっぱずーっと瀬でもいいかな」と言っていました。
 

是非また楽しみに来て下さいね! 

天と地の恵み

今日は時間が有ったので、「梅」をなんとかしました。
いつも座禅をさせて頂いているお寺の住職さんから分けて頂くのですが、今年は例年より1週間早いらしいです。
ウチに来た時はきれいな青梅でしたが、冷凍期間を経ていい黄色になって来たので、
氷砂糖で積層して、シロップにするべくビン詰めしました。

Mokoはドレッシングもろもろに使える”梅味噌”を段取りました。
数週間後が楽しみです。 

レスキュー研修会へ

関西山岳ガイド協会のレスキュー研修会に参加しました。
熊野に移る前には神戸に3年間住まいしたにも関わらず、裏山の六甲山を歩いた事も無かったのですが、
離れてから初めてその良さに気がつきました。

研修は、装備のチェック始まり、懸垂下降・登行器 を使用した登高、引き上げ等々。
壁を上に下に行ったり来たりしました。

年2回(夏・冬)行われていますが、技術の再確認とアップデイトに大切な研修だと思いました。 
 
また、近隣のガイド仲間と練習会しよー。 

大峰奥駈道1日修行

701年の今日6月7日に役小角は入寂されたと言われています。
熊野本宮大社~玉置神社で「とそう行」を行いました。
天気は良かったのですがその分暑くなりました、みなさん水の消費量が半端無かったようです。
道中の靡で勤行を行いつつ足を進めます。

関西百名山にも上げられる五大尊岳で昼食を取りました。
狭い稜線上なのでたくさんの人が座る事はできませんが、今回はちょうど良かった。 

時間が有ったので、水呑宿にも行ってみました。

どこかで聞いたけど、熊野の山中の酸素濃度は都会の3倍だとか(間違ってないかなぁ?)。
登り下りでけっこう「ハーハー」言ったので、濃い酸素で心身が浄化されたと思います。
みなさんお疲れ様でした。 

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