熊野修験 南奥駈 順峰(春の峰入り) Posted on March 15, 2008September 22, 2023 熊野修験が始まった、今回は春の峰入り(那智山青岸渡寺~本宮)通常のトレッキングツアーだったら2日間の行程を1日で歩く。 いつもガイディングで歩いているコースだけど、どうなるか、お客様も神奈川県川崎市からお見えになり合流、まずは5時、那智山青岸渡寺にて勤行を済ませ、6時スタート、那智高原を目指す 総参加者180名、世界遺産奥駈道を行く、 大雲取越のハイライト、円座石(わろうだいし)「わろうだ」は昔の円形の座布団のことで、大石の上に熊野の神々が座って談笑したり、お茶を飲んだといわれている。大石には梵字三字:阿弥陀仏(熊野本宮大社)・薬師仏(新宮速玉大社)・観音仏(熊野那智大社)が彫られています。 小口自然の家で昼食、通常のツアーならここで1日目が終了する、しかし今日はまだお昼ご飯時、 小雲取越を駈け抜け、17時に請川に到着。バスに飛び乗り、熊野本宮大社に参拝、本来は17時に閉門になるが、宮司の計らいで時間延長して頂き何とか参拝できた。 今回はお客様をお連れしたけど、本当に「行」のつもりで、那智から本宮まで陀羅尼を上げながら歩いてみた、 いつもと違うトレッキングやった。