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那智勝浦の湯川、ゆかし潟からスタートして、
周辺の見どころスポットをシーカヤックで巡る、
そんなプログラムを作ろう。
試漕の映像を撮ってプロモーションに使おう！
と観光協会さんの依頼でツアー作ってみた。
午前中は曇りながら、ゆかし潟から海へ出る、
初めてカヤックに乗る参加者は「気持ちいいなぁ」
などと言っていい感触でした。

岩場にはヒジキの森があった。
もうちょこっとしたら、ひじき漁が始まるなぁ。

太地のドルフィンを折り返し、
夏山の海岸へ向かう途中、雨が降り出した、
海岸からちょっと西に行ったところで
雨の当たらない場所を探し昼食を作ってると、
カヤックに同乗して映像を撮りに来ていた、
地元のインターネットテレビのカメラマンが、
親方から「雨でいい映像を撮れないので撤収すると言われたので、
ここで帰らせてもらいます。」などという。
？？？映像を撮るためにこのツアーを開催したんちゃうの？
全くガイドを舐めた行動にモヤモヤしながら、
他の参加者さんたちと「どうする？」なんて話しするしかなかった、
みんな「なんやねん、ナニ考えとんねん？」と言う。

昼食後に晴天が戻り夏山海岸までひと漕ぎして撤収した。
全くアホなローカルネットテレビ屋やなぁ、
貴重な雨の映像を撮れずに、
しかも雨上がりのめっちゃきれいな緑の森＆青い海の映像も撮れずになぁ。
そんなんでプロって言えるんやろうか。
まあ田舎やからやって行けるんやろうなぁ。