ここ本宮にはいろんな匠がいる、
「皆地笠」を作る、芝 安男さん
檜材を編んで作られていて、
雨にの日は檜が水分を含み「目」が詰り、雨が通ってこなくなり、
天気の良い暑い日には、檜が乾き「目」が荒くなって、通気性が良くなる、
アウトドアの作業にもってこいの笠、
くまのエクスペリエンスでもガイディング時に使おうと思っている。
また芝さんは、茶道の器も作られている(表千家やったかなぁ)。
しかし、彼は高齢なんだけど、後継者がいないらしい、
「笠を作ることは慣れれば何とかなるけど、
やはり、材料の「檜材」の目利きが一朝一夕にはできない」
と言うことやった。
軽薄短小・効率を追い求める現代社会、
伝統の工芸品はこうやって無くなっていくのかなぁ・・・
さみしいなぁ。