今回の旅は、シングル艇を使用した。
個々の自力が試された。
また僕は自身に足りないところに気付かせてもらえて、
期間中にいろいろ考え、
スキルアップさせてもらえたように思う。
最近の流れとは一線を隔する事かも知れない。
やはりガイドだからこそ、それができたように思う。
やはり遠距離のトリップには、ラダーが非常に有効だと思う、
沖ノ島へ渡る日は斜前方からの風、
沖ノ島から壱岐島への日は追い風、
ラダーが無ければ、スイープやスターンドローで
何とかやっつけていたとは思うけど、
50~60kmもの行程中にはそんなこと考えたくない。
ラダーを使用すればスイープなどしている間に、
フォワードで少しでも前に進む慣性をつけることができる。
最近のシーカヤッカーを思うと、ラダー無し至上主義的に感じる。
もちろんラダーが無くても、
きちんとボートをコントロールできることは必要不可欠ではあるけど、
旅に応じたボートチョイスができるということも
大切なカヤッキングスキルやと思う。
ギアについても、いろいろ発見があった。
パドル、PFD、スプレー、ギアバッグ、テント、寝袋etc
思うところがあったので、今まで力を入れていなかったけど、
今後は販売にも力を入れて、僕自身が”良い!使える”と
思った商品を取扱って行こうと思いました。
また食料のことも考えました。
腹持ち良く、栄養価が高く、早く力になる。
エンジンを回すのに必要な大切な燃料なので、妥協できんもんなぁ。
昨年から参加しているこのカヤックコマンドーの旅、
仕事にも自身にも本当にプラスになってる。
来年度の旅は既に幾つかの候補があがっている、
いずれにしてもシングルでの旅になりそうです。
この旅自体がトレーニングなので、
特に旅に向けてのトレーニングはしないけど、
今回発覚したことをきちんと押さえ、
日々のツアーに活かせることができたら、
次のステップに行けるように思う。
梅雨が明けたら本格的なシーズンがやってくる、
同時にシーカヤックプログラムを新しく立ち上げる。
良いシーズンになるようにがんばろーっと。